大東市議会 > 2021-03-23 >
令和 3年 3月定例月議会−03月23日-05号

  • "健康"(/)
ツイート シェア
  1. 大東市議会 2021-03-23
    令和 3年 3月定例月議会−03月23日-05号


    取得元: 大東市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-18
    令和 3年 3月定例月議会−03月23日-05号令和 3年 3月定例月議会          令和3年3月大東市議会定例月議会会議録 〇 議  事  日  程      令和3年3月23日(火)  午前10時開議  (第5日目) 日程第 1 会議録署名議員の指名について 日程第 2 一般質問 日程第 3 請願第 1号 第8期介護保険料に関する請願書 日程第 4 議案第 3号 令和2年度大東市一般会計補正予算(第11次)について 日程第 5 議案第 4号 令和2年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第5次)について 日程第 6 議案第 5号 令和2年度大東市介護保険特別会計補正予算(第4次)について 日程第 7 議案第 6号 令和2年度大東市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第4次)について 日程第 8 議案第 7号 令和2年度大東市2駅周辺整備事業特別会計補正予算(第1次)について 日程第 9 議案第 8号 令和2年度大東市水道事業会計補正予算(第3次)について 日程第10 議案第 9号 令和2年度大東市下水道事業会計補正予算(第1次)について 日程第11 議案第32号 令和2年度大東市一般会計補正予算(第12次)について 日程第12 議案第21号 大東市総合計画の基本構想及び基本計画並びに大東市まち・ひと・しごと創生総合戦略の変更について 日程第13 議案第22号 大東市環境基本計画の変更について 日程第14 議案第23号 大東市一般廃棄物処理基本計画の変更について
    日程第15 議案第24号 大東市障害福祉計画の変更について 日程第16 議案第25号 大東市総合介護計画の変更について 日程第17 議案第26号 大東市水道ビジョンの変更について 日程第18 議案第27号 大東市基金条例の一部を改正する条例について 日程第19 議案第28号 大東市介護保険条例の一部を改正する条例について 日程第20 議案第29号 大東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について 日程第21 議案第30号 大東市営住宅条例の一部を改正する条例について 日程第22 議案第31号 大東市特別職非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について 日程第23 議案第10号 令和3年度大東市一般会計予算について 日程第24 議案第11号 令和3年度大東市国民健康保険特別会計予算について 日程第25 議案第12号 令和3年度大東市交通災害共済事業特別会計予算について 日程第26 議案第13号 令和3年度大東市火災共済事業特別会計予算について 日程第27 議案第14号 令和3年度大東市介護保険特別会計予算について 日程第28 議案第15号 令和3年度大東市後期高齢者医療保険特別会計予算について 日程第29 議案第16号 令和3年度大東市2駅周辺整備事業特別会計予算について 日程第30 議案第17号 令和3年度大東市水道事業会計予算について 日程第31 議案第18号 令和3年度大東市下水道事業会計予算について 日程第32 議案第33号 令和3年度大東市一般会計補正予算(第1次)について 日程第33 議会議案第 2号 大東市議会委員会条例の一部を改正する条例について 日程第34 議会議案第 3号 大東市議会の議決すべき事件を定める条例の一部を改正する条例について 日程第35 議会議案第 4号 大東市インターネット上の誹謗中傷等の防止及び被害者支援に関する条例について 日程第36 決議第 1号 障害者福祉対策のさらなる強化を求める意見書について 日程第37 特別委員会報告について 日程第38 議員の派遣について       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 本日の会議に付した事件 議事日程第1から第38まで       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 出 席 議 員(17名)     1番 東   健太郎 議員   10番 小 南 市 雄 議員     2番 杉 本 美 雪 議員   11番 品 川 大 介 議員     3番 児 玉   亮 議員   12番 中 村 ゆう子 議員     4番 木 田 伸 幸 議員   13番 光 城 敏 雄 議員     5番 天 野 一 之 議員   14番 石 垣 直 紀 議員     6番 あらさき 美枝 議員   15番 水 落 康一郎 議員     7番 酒 井 一 樹 議員   16番 北 村 哲 夫 議員     8番 大 束 真 司 議員   17番 中 河   昭 議員     9番 中 村 晴 樹 議員       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 地方自治法第121条による出席者        東 坂 浩 一   市長        野 田 一 之   副市長        水 野 達 朗   教育長        松 本   剛   上下水道事業管理者        田 中 祥 生   理事        中 村 康 成   危機管理監        北 本 賢 一   戦略企画部長        東   克 宏   政策推進部長        品 川 知 寛   総務部長        木 村 吉 男   市民生活部長        池 谷 幸一郎   市民生活部人権政策監        田 中 正 司   福祉・子ども部総括次長        奥 野 佳 景   保健医療部長        今 出 正 仁   街づくり部長        延 田 雅 明   上下水道局長        北 田 吉 彦   教育委員会学校教育部長        伊 東 敬 太   教育委員会学校教育部指導監        馬 場 弘 行   教育委員会生涯学習部長        大 石 達 也   選管・公平・監査事務局長        種 谷 崇 浩   総務部総務課長       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 議会事務局職員出席者        北 田 哲 也   事務局長        竹 中 愼太郎   事務局総括次長        石 田 景 俊   事務局参事補佐        植 杉 郁 朗   事務局参事補佐        北 野 鉄 郎   事務局上席主査        三 木 可奈子   事務局主査       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午前10時00分開議 ○大束真司 議長  これより本日の会議を開きます。  最初に、議会運営委員会委員長から御報告をお願いいたします。石垣議会運営委員会委員長。 ◆14番(石垣直紀議員) (登壇)過日、開催されました議会運営委員会の御報告を申し上げます。  最初に、議会議案第2号「大東市議会委員会条例の一部を改正する条例について」、議会議案第3号「大東市議会の議決すべき事件を定める条例の一部を改正する条例について」及び議会議案第4号「大東市インターネット上の誹謗中傷等の防止及び被害者支援に関する条例について」以上3件の議会議案を提案いたしますので、即決でお願いいたします。  次に、決議第1号「障害福祉対策のさらなる強化を求める意見書について」が提案されますので、即決でお願いいたします。  最後に、令和3年定例会の日程及び令和3年開会議会の会議期間につきましては、お手元に配付しております会期日程(案)及び会議期間(案)のとおり予定しておりますので、よろしくお願いをいたします。  以上、報告を終わります。 ○大束真司 議長  本日の議事日程はお手元に配付しております日程表のとおり定めておりますので、これにより御了承いただきたいと思います。  この際、日程に先立ちまして、事務局長から諸般の報告をいたします。  北田事務局長。 ◎北田哲也 事務局長  諸般の御報告を申し上げます。  議員の出席状況の報告でございますが、本日の会議におきます現在までの出席議員数は17人全員でございます。  以上、報告を終わります。 ○大束真司 議長  これより議事に入ります。  日程第1、本日の会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、中河議員及び東議員を指名いたします。  次に、日程第2、一般質問。  昨日に続き、一般質問を行います。  なお、一般質問については、質問議員に対し、事前に質問要旨の提出を求めております。質問並びに答弁に当たっては、事前通告制の趣旨にのっとり、この一般質問が有意義なものとなるよう御協力をお願いいたします。  また、発言者は簡潔に質問並びに答弁されるようお願いしておきます。  昨日は児玉議員の質問で終わっておりますので、本日は木田議員より質問を許します。  最初に、一括質問・一問一答併用方式で、4番・木田伸幸議員。(拍手) ◆4番(木田伸幸議員) (登壇)皆様おはようございます。指名されました大阪維新の会、木田伸幸でございます。よろしくお願い申し上げます。本日は議会の傍聴にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。新型コロナウイルスの影響により、世界全体に悪影響を及ぼす状況となっておりますが一日も早く状況が改善するよう、私たちも全力を挙げ行動するとともに、対応していただいております皆様へ感謝申し上げる次第でございます。  さて、目まぐるしく状況が変化し、これまでの常識が常識でなくなったこの令和2年度において、早くも3月となり年度末を迎えることとなりました。この1年間はコロナ禍においての行政運営が大変だったと思いますが、いかがだったでしょうか。  3月といえば、多くの民間企業においても1年度ごとの決算を行う時期でもあります。その決算においては、出た結果や数字に基づいて1年間の事業内容を振り返り、検証を行い、反省をしながら今後への対策、また事業展開を考えています。さらには次年度へ向け、いいところは次につなげ、伸ばしていくという事業構築作業を行っています。民間企業では、このような作業が毎年度繰り返されているわけであります。ここ大東市においても、年度ごとに決算を行い、改善を行いながら、次の年度へとつなげていかなければなりません。しかしながら、行政の役目として利益を上げることが目的ではないため、事業展開を考える際の材料として、市民の皆様の満足度や、若年者層の人口流出入の増減で表さなければならないのではないかと考えています。  その中で、人口の増減については、リアルタイムで、なおかつ分かりやすい指標であると思います。先日の報道では、大阪市の人口転入超過数が全国1位となり、その数は1万6,802名となり、東京23区の転入超過数を超える状況となりました。大阪市においては、前年比3,040人増、東京23区では5万1,142名減となりました。ただ、コロナ禍においてこの状況になったことから、大阪市が継続した転入超過数を維持することは難しいかもしれませんが、この記事を見て、改めて考えることは、大阪市に隣接しており、大阪市内へのアクセスのよさを備え持つ大東市で、緑豊かで人情あふれる、魅力ある大東市を知っていただくことで、大阪市転入者の受皿になることができるのではないかと考えています。  コロナ禍によって情勢が一変する中で、東京一極集中が是正され、人の動きが変化しています。この状況は、大東市において人の流れを引込み、人口流入における絶好のチャンスと言えるのではないでしょうか。  そこで、大項目の質問である全体的な人口の増減や若年層の定住について、大東市が重要視しているデータについて、令和2年度の結果を教えていただきたいと思います。そして、各部署から令和2年度の人口増減結果に対しての検証、反省点、改善の余地、そして令和3年度への人口増加へ向けて自分たちの部署ができること、市全体としてどのような対策を施すことで人口増加につながるかを考えておられるか、教えていただきたいと思います。
     最後になりますが、先日、市民の方から次のように言われたことがあります。議会だよりなどにおいて、議員の方がどのような意図を持って、何を質問しているのか分かりにくいと。議員としてどうしていきたいのかという御指摘をいただきました。そのとき、私はふと思いました。やはり、私たち自身はこの大東市をよくするためにどうしたらいいのかを意識高く持ち、もっと深く探求し、行動しながらも、市民の皆様ができるだけ聞きやすく、分かりやすい言葉で発信し、市民の皆様に理解していただくことが必要だと感じました。言葉遣いや内容において、市民の皆様に分かりやすいものにしなければいけないという思いを新たにした次第であります。  また私事でありますが、先月末に無事に第3子、長女が生まれました。寝顔を見ていますと、温かい気持ちになるとともに、全ての子供たちのためにも、私たちがしっかりと行動し、明るい未来を築いていかなければならないと、強い覚悟を持ちました。子供たちの成長や、地域やまちの活性に対する思いを改めて強くした次第であり、市民の皆様の負託に応えるべく頑張ってまいりたいと思います。  それでは、再質問の権利を留保し、降壇させていただきます。 ○大束真司 議長  北本戦略企画部長。 ◎北本賢一 戦略企画部長  (登壇)おはようございます。本市の人口と、これに伴います検証・対策につきまして答弁申し上げます。  昨年末の本市人口総数は11万9,452人でございます。これは、第4次大東市総合計画において掲げました目標人口には及びませんが、2015年の国勢調査の結果を基に行われました国立社会保障・人口問題研究所によります2020年本市人口推計値である11万8,351人を、1,101人上回る結果となりました。  最近は、転出者減少が鈍化の傾向にあり、「子育てするなら大都市よりも大東市」のブランドメッセージのもと、ブランドのPR展開と、きめ細かな子育てニーズに対応できる高い施策水準の両面からの推進をしてきたことにより、これらが効果として表れているのではないかと考えております。  しかしながら、全国の少子高齢化の傾向と相まって、本市におきましても出生数の減少による自然減が加速していることは、将来にわたって持続可能なまちづくりを進める上での大きな課題であると認識しています。  こうした中、今定例月議会で御提案させていただいております第5次大東市総合計画では、これまでの社会増の取組に加えまして、新たに自然増に向けた方針を盛り込むとともに、交流人口・関係人口の視点を取り入れています。  また、社会増・自然増のメインターゲットを子育てしている世代、これから子育てをしようとしている世代、仕事をしている世代、これから仕事をしようとしている世代として明確に掲げ、大東をふるさととして生まれ育つ人・大東に住む人・大東に関わる人を増やし、持続可能なまちづくりを進めることとしております。  そのためには、職員はもとより、市民の皆様、企業の皆様ととも、新しい総合計画・総合戦略、すなわち「幸せデザイン大東」を共有しながら、これまで以上にPRの強化、ブランド力の強化に取り組むとともに、出産や子育ての安心と魅力の創出をはじめとする取組を進め、まちの土台の強化と付加価値の創出に努めてまいります。 ○大束真司 議長  品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  (登壇)おはようございます。生き生きとした大東に向けて。本市における人口増減につきまして、総務部の見解を答弁申し上げます。  近年、個人市民税の納税義務者数の推移につきましては、平成27年度の5万3,941人から、令和元年度の5万6,541人へと、5年間で2,600人の増加となっております。  また、納税義務者が市内人口に占めます割合につきましても、平成27年度の43.76%から、令和元年度の47.06%と3.3%の増加となっております。  本市の税収を支える納税義務者が、増加傾向にあることは、本市が取り組む「幸せデザイン大東」におけるメインターゲットである子育て世代や、仕事をしている世代が増加しているものと分析をしております。  安定的な人口の維持と地域の経済基盤を充実させることにより、税収の確保が図れ、安定した市の土台強化が実現し、行政運営が効果的かつ効率的に遂行できるものと考えております。  今後におきましても、税務行政の公平かつ適正な執行に努めながら、まちづくりの理念であります「あふれる笑顔 幸せのまち大東づくり」の推進に積極的に取り組んでまいります。 ○大束真司 議長  木村市民生活部長。 ◎木村吉男 市民生活部長  (登壇)人口増減について、市民生活部の見解を人権政策監の答弁も併せてお答えします。  10年前の平成23年3月末時点では、人口は12万7,103人、世帯は5万4,997世帯、それから10年後の令和3年2月末現在、人口は11万9,230人、世帯は5万7,224世帯であり、人口はこの10年間で7,873人減少し、世帯は逆に2,227世帯増加している状況です。  人口が減少しているにもかかわらず世帯が増加しているのは、一般的に、単独世帯、つまり独り暮らし世帯が増えていることが原因と言われており、本市もその傾向が顕著に表れているということが見て取れます。  少子高齢化による人口減少等の社会環境の変化は、当部で所管している自治会活動にも大きく影響し、地域コミュニティの担い手不足により、地域の伝統的な行事やイベントの消滅など、地域の活力の低下も懸念され、今後、地域活動をいかに維持、持続するかが1つの課題と言えます。  市内各地域に目を向けますと、地域の人口規模、年齢構成が大きく異なることから、各地域における課題も様々であり、今後求められる行政サービスはさらに多種多様になることが推測されます。  そんな中で、将来にわたり活力ある地域社会を維持していくためには、均一・画一的な行政主導のまちづくりではなく、地域や市民が主役となる地域主導のまちづくりに行政運営自体を転換させていく必要があると考えます。  この基本理念は、従来から提案公募型事業に盛り込まれておりますが、さらに拡充し制度設計した全世代地域市民会議は、市民の皆さんが地域における安全・安心、まちづくりをはじめとする様々な課題の解決に向けて、住民自らが意見を出し合い、自らで具体的な取組を行っていただくもので、現在、本市では51自治区中、38地区で全世代地域市民会議が立ち上がり、その輪は着実に広がってきております。  今後も各地域の将来を見据え、地域づくりを推進する組織として全世代地域市民会議をより一層充実させ、人口減少化にあっても、一人一人の多様性を認め合い、全ての人の人権が尊重される「あふれる笑顔 幸せのまち大東づくり」を推進したいと考えております。  一方、環境面においては人口減少によるメリットについて、様々な場面で議論がされており、人口が減少することにより二酸化炭素の排出量が削減され、地球環境に優しい生活様式の実現が可能という意見もございます。また、人口減少に伴い、ごみや汚水処理の量も総体的に減少し、その処理エネルギー量の削減にもつながることも考えられます。  いずれにしましても、人口減少によるデメリットは可能な限り回避する努力を、メリットについては生かす努力を行いながら、人口減少化においても市民の皆さんが快適で住みやすいまちの創造に向けて、多角的な取組が必要であると感じております。 ○大束真司 議長  田中福祉・子ども部総括次長。 ◎田中正司 福祉・子ども部総括次長  (登壇)人口増減について、福祉・子ども部の見解についてお答えいたします。  今定例月議会で御提案させていただいております第2期大東市まち・ひと・しごと創生総合戦略におきましては、重点分野の1つとして、出産や子育ての安心と魅力の創出を掲げ、子育てへの安心と信頼を醸成することを目指しております。  また、大東市子ども・子育て支援事業計画におきましては、「親子の笑顔あふれるまち〜みんなでつくる子育て安心のまち大東〜」を基本理念といたしまして、子育て世代の人口流出から人口流入への転換による人口の増加を目指しているところでございます。  現在のところ、就学前人口の減少傾向は続いておりますが、減少率は3年連続で縮小しており、本市で継続的に取り組んでおります少子化対策に、一定の効果が表れつつあるものと考えております。  福祉・子ども部といたしましては、これらの視点から、子育て世代の多様化するライフスタイルや子育てニーズに対応した、子ども・子育て支援に取り組み、将来に向けたまちづくりの礎となる子育て環境の充実を進めてまいりたいと考えております。  そのため、必要な保育利用枠の確保に努めるとともに、本市独自の子育て施策でありますネウボランドだいとうや、駅前送迎ステーション事業子育てスマイルサポート事業等の実施により、子育てしやすいまちの実現に向けて取り組んでいるところでございます。  今後とも、子育て世帯の流入への転換を目指し、安心して子育てのできる、魅力あるまちづくりを進めてまいります。 ○大束真司 議長  奥野保健医療部長。 ◎奥野佳景 保健医療部長  (登壇)保健医療部の見解についてお答えいたします。  今後、人口が減少する中で、高齢者数も減少することが予測されますが、少子高齢化が進むことで、高齢化率は上がってまいります。  また、いわゆる団塊の世代が後期高齢者となる2025年以降に、さらに要介護度の高い方が増加し、介護にかかる負担も大きくなっていくことが予測され、介護人材の不足が全国的に喫緊の課題となっております。  本市におきましても、現在、介護人材確保の施策を模索しているところですが、令和3年度に介護業界に精通した就労的活動コーディネーターを配置することで、介護人材の採用、育成などの課題解決に向けて進めてまいります。初年度は、市内の事業所の人材に関する実態調査から始めていく予定としております。  また、本市では、高齢者の皆様が健康で生き生きと長生きしていただくために、大東元気でまっせ体操や生活サポート事業等を行っており、先進事例として全国的に評価をされております。  人口増への対策として、それらの事業を活用し、大東公民連携まちづくり事業株式会社の地域健康スクールとして、有料視察やアドバイザリー業務を展開しております。これまで、国内外の各地からの視察を受けており、今年度はコロナの影響で実績が伸び悩んでおりますが、奈良県、滋賀県、福島県等の県事業やオンラインによる個別の有料視察を受けております。これらの取組を通じて、本市の知名度を上げることが人口増につながるものと期待しております。  次に、少子化についてでございます。  当部におきましては、妊娠の届出によりその増減を見ることができます。平成23年度に1,047件の届出があって以降、平成24年度からは900件台となり、平成29年度には800件台と減少を続けております。  特に、本年度は1月末時点での集計で638件と、年度末までの推計でも750件程度と、想定以上の減少となる見込みでございます。  これは、新型コロナウイルス感染症の影響が大きいと思われますが、ワクチン接種が開始される令和3年度におきましては、流行の収束後を見据え、当部所管分野においても、少子化対策を強化する必要があると考えております。  具体的な対策としましては、不妊症・不育症の治療や検査に係る費用助成について、令和3年度予算に計上させていただいております。  また、ネウボランドだいとうにおける支援においても、妊娠前からの支援が加わることで、より早期からの幅広い子育て支援につながるものと考えております。  以上でございます。 ○大束真司 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  (登壇)おはようございます。街づくり部からお答えいたします。  本市は、高度経済成長期に大都市近郊都市として急激な都市化による人口増加と、ものづくりのまちとして成長してまいりました。昭和47年、昭和50年の二度にわたる水害を経験し、浸水対策に重きを置いた都市基盤整備として、河川改修や、住道駅前再開発事業、連続立体交差事業、下水道事業などを進めてまいりました。  近年においては、ハード面といたしまして、安心・安全で、便利で住みよく、いつまでも住み続けられるまちの実現のため、野崎駅・四条畷駅周辺整備事業やバリアフリー化の推進、公共交通の充実や民間建築物の耐震化、都市の浸水対策、誰もが楽しめる特色ある公園づくりなどを実施している一方、ソフト面におきましても、隣接地取得費補助や空家リフォーム補助制度などの創設による、不動産の流通促進につながる取組のほか、最も身近な家族に支えられることで、安心して住み続けていただくことができる三世代事業、また良好で魅力的な景観を保全・創出し、快適で過ごしやすいまちづくりとなる取組により、人口流入・定住促進に資する様々な施策を進めているところでございます。  今後も、さらなる少子化が進むことで、起こり得る様々な課題に対し、市民の誰もが安心して、便利で住みやすく、いつまでも住み続けられるよう、利便性の高いエリアである中心市街地等に都市機能を集約し、まちと人、人と人の距離をいかにうまくコンパクトにしていくかということが、重要になると考えております。  街づくり部といたしましては、今後も頻発する災害等への対応としての都市基盤施設の整備や機能更新、適切な維持管理を行うことはもちろんのこと、本市の強みである交通利便性や自然環境を最大限に生かすとともに、徒歩や自転車で移動できる空間の確保や、人が集い、にぎわう魅力ある空間の創出を行うことで、人口の増加につながる、選ばれるまちを目指してまいりたいと考えております。 ○大束真司 議長  北田学校教育部長。 ◎北田吉彦 教育委員会学校教育部長  (登壇)おはようございます。学校教育部からお答えさせていただきます。  本市では、教育大綱において「あふれる笑顔 幸せのまち大東の未来を拓く 人づくり」を基本目標に掲げ、これまで学力の向上、安全・安心な教育環境の推進、開かれた魅力ある学校づくりの3点について重点的に取り組んでまいりました。  全国的な人口減少の中、児童・生徒数の減少は続いており、学力の向上につきましては、改善傾向にはあるものの、さらなる取組が必要と認識しております。  今後におきましては、現在改定中の教育大綱におきまして、引き続き、学力の向上を第一義に掲げ、ICTの活用について創造的かつ効率的な手法を積極的に選択・開発しながら推進するとともに、徹底的家庭応援と題し、学校・家庭・地域との連携・協働の推進をはじめ、親子の育ちをまち全体で応援する機運の醸成を図ってまいります。  まちづくりは人づくりであり、人づくりは教育から始まります。これからの未来を開く子供たち一人一人の学びの個別最適化を進め、生き生きと学び続けることができる教育の充実に全力を注いでまいります。  また、今定例月議会に提案しております第2期大東市まち・ひと・しごと創生総合戦略の確かな学力の向上と教育環境の充実に取り組み、子育て世代、これから子育てしようとしている世代が幸せを感じ、大東市で子育てしてよかったと思えるよう、全力で取り組んでまいります。 ○大束真司 議長  4番・木田議員。 ◆4番(木田伸幸議員) 回答ありがとうございました。当初の打合せでいろんな部署に1つのことを聞きたいということで相談させていただいたんですけども、多くの方が回答いただけると時間がないんじゃないかという心配をいただいたんですが、そのため、どのような文書量で、どのような熱意があるのかというふうに、少し期待したんですが、少し思っていたよりも早く回答がしたことに少し残念な思いを持っております。  今回、多くの部署に大局的な内容の質問を同じ内容で問いかけさせていただきました。なぜかといいますと、大東市は組織として動き、各部署が組織の一翼を担い、大東市を運営しているからであります。組織運営の中で1つが欠けても、1つが優れていてもバランスが崩れてしまい、組織運営において不具合が生じると私は考えています。ですから、組織が一丸となって目標に向かうことが必要だと考えています。  人口流出に関係がないように思われる部署だと思っていても、様々なことが密接な関係を保ちながら組織運営されているため、他人ごとではありません。個人プレーではなくチーム大東として一丸となってチームプレーを行い、相乗効果を生み出し、選ばれる大東市を築いていかなければなりません。縦割りを解消し、一体感を持ち、向上意識を醸成していきたいと、そう考えております。  それでは1点目の再質問を行わせていただきます。  生き生きとした大東市となるため、先ほどは組織のことをお話しさせていただきましたが、組織は人で成り立っています。職員の方が生き生きと働き、向上心を持って物事に取り組むことが必要不可欠です。そのために、これまでに人事評価制度について質問させていただき、人事評価制度についていろいろな回答をいただきました。人事評価方法において、評価する者、評価される者が同じ職員、つまり身内ばかりで、きちんと評価できるのでしょうか。よくも悪くも、私的な感情が入らないのでしょうか。よく問題が起きたときにも外部の方を入れた第三者委員会を立ち上げるなど、客観性の必要性、第三者から見ての評価が必要になってきている時期ではないでしょうか。  人事評価や組織風土の改善には、外部人材の登用が有効だと考えますが、外部人材の登用の方向性について、どのように考えていますか。教えていただきたいと思います。 ○大束真司 議長  品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  本市におきましては、情報分野の強化が最重要課題でありますことから、内閣府のデジタル人材派遣制度を活用し、行政のデジタル化に係ります施策の企画、立案、運用等の支援を目的としまして、令和3年4月より専門人材を任用する予定としております。  議員御指摘の外部人材の登用は、特定の課題について専門的知見を有する人材を一定期間任用することで、その課題解決はもとより、組織の活性化についても期待できるものと認識をしております。  外部人材の活用は、本市においても有効であると認識をしておりまして、必要に応じた幅広い活用を積極的に推進してまいりたいと考えております。 ○大束真司 議長  4番・木田議員。 ◆4番(木田伸幸議員) ありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。  私自身の考えですが、人口の増加と教育環境の向上は密接な関係があると考えています。  2点目として、教育委員会から見た人口の増減について、全体的な見解は先ほど回答いただきましたので、次は令和3年度に向けて子供たちの成長のために教育ができることは何か、大局的な質問ですが、教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○大束真司 議長  伊東学校教育部指導監。 ◎伊東敬太 教育委員会学校教育部指導監  子供たちの成長のために、教育ができることについてでございますが、これからの子供たちは、社会の急速な変化によって、誰もが経験したことのない予測困難な時代を生きていくことが想定されることからも、未来を担う子どもたちの豊かな成長のためには、社会総がかりで子供たちを育む体制づくりが必要であると考えております。  これまでも、地域教育協議会などの取組を通して、学校と地域とが連携をし、共に子供たちを育む取組を進めてまいりました。  また、令和3年度からはコミュニティスクールを段階的に導入していくことも予定しております。コミュニティスクールを導入することで、保護者や地域住民等による学校運営への参画、支援及び協力がさらに促進ができ、地域の力を学校運営に生かせる、地域とともにある学校づくりが実現できるものと期待をしております。 ○大束真司 議長  4番・木田議員。 ◆4番(木田伸幸議員) ありがとうございます。引き続き、よろしくお願い申し上げます。  再質問3点目ですが、先日の報道では、国土交通省は2021年2月12日、にぎわいのある道路空間創出のために指定される歩行者利便増進道路、ほこみちの全国初の指定事例として、大阪市、神戸市、姫路市にある計3か所の歩道を指定したと発表しました。歩行者の利便性の増進と快適な生活環境の確保、地域の活力の創造を目的に道路管理者が指定する道路です。ほこみちに指定された道路は、歩道などに特例区域を定めることができ、その区域内では道路空間を占用する際の認定基準が一部緩和され、さらに占用者を広く公募できるようになるとあります。  歩行者利便増進施設には、ベンチや街灯、駐輪器具などの公共性の高いものに加え、食事や購買施設、看板など、カフェやイベントに関するものも含まれますとあります。このように柔軟性に富んだ将来性のある事業には夢があり、まちの住民もほこみちに行けば、いつもイベントを行っているから行ってみようかと、まちのにぎわいにつながるのではないでしょうか。  今後どのような事業になるのか、わくわくしてこないですか。公民連携において大東市で実施しているズンチャッチャ夜市の柔軟版、拡大版みたいなものが展開可能ではないかと考えています。  大東市で行っている公民連携に関してですが、これまでの一般質問の回答において、大東市が行っている先進的な取組として、公民連携が挙げられると回答いただきました。先ほど述べたような先進的な取組は必要不可欠と考えますが、市民の方が分からない事業であってはいけませんので、今後、質疑、回答を繰り返しながら分かりやすくひもといていくことが必要だと考えます。  そこで、まずは北条プロジェクトの詳細を分かりやすく教えていただけますでしょうか。よろしくお願いします。 ○大束真司 議長  東政策推進部長。 ◎東克宏 政策推進部長  おはようございます。北条まちづくりプロジェクトにつきましては、少子高齢化や空き家の増加、公共施設の老朽化など、北条地域が抱える課題を乗り越えると同時に、北条地域の良好な住宅地としての魅力を引き出し、エリア一帯の価値を高めていくことを主な目的としております。  これまで北条の樹のビジョン・コンセプトの下、単なる市営住宅の建替事業にとどまることなく、公共性に理解を持つ民間事業者との公民連携により、一体的なまちづくりを進めてまいりました。そして、この令和3年3月にまち開きを迎えております。  開発区域では、住宅、店舗、道路、公園等の整備に併せて、パートナー企業であります株式会社ノースオブジェクト、株式会社ソトアソを新たにまちに迎え、北条地域に全く新しい町並みが形成されました。  北条地域の良好な住宅地としての魅力の向上により、今後、転入者や来訪者が増加し、それに伴い、さらに多くの民間企業の皆様により様々なサービスが展開され、地域経済の持続的な好循環が形成されることにより、より一層エリア価値が向上していくものと期待をしております。  この3月13日にはオープニング式典が開催され、多くのメディアの方々に取材をしていただきました。そして、3月19日には店舗がグランドオープンし、市内外から多くの方々に来訪をいただいております。この数日の間に、エリアに対する注目度、期待度は急激に高まってきております。  今後におきましても、第1次事業の評価・検証を確実に行うとともに、これまでに得た経験を十分に生かしながら、北条の樹のビジョン・コンセプトの下、今後の事業についても着実に進めてまいりたいと考えております。 ○大束真司 議長  4番・木田議員。 ◆4番(木田伸幸議員) ありがとうございました。  続きまして、先ほど説明にありましたように、高齢化率が高くなってきた、高齢者の割合が多くなってきているという状況です。高齢者の方が安心・安全に暮らせるためにサポートを行っている地域包括支援センターについて教えていただけますでしょうか。
    ○大束真司 議長  奥野保健医療部長。 ◎奥野佳景 保健医療部長  地域包括支援センターの概要についてでございます。  地域包括支援センターは、高齢者が住み慣れた地域で生き生きと暮らせるよう、総合相談支援、介護予防事業、権利擁護、認知症への対応、包括的・継続的マネジメントといった機能を持ち合わせている機関として、日常生活圏域ごとに設置することとなっております。  職員体制といたしましては、高齢者人口に合わせて保健師、主任ケアマネジャー、社会福祉士の3職種を配置することとなっており、本市におきましては、3職種に加えてリハビリ専門職を配置しており、現在21人体制となっております。  地域包括支援センターの総合相談では、高齢者にまつわるどのような相談でも受け付けており、介護保険サービスや、生活上の相談、医療サービス等、様々な相談が年間1万8,000件程度寄せられております。高齢者や認知症、頼る方がいない場合には、本人が地域で暮らしていけるように、個別の内容に応じて様々な支援をしております。  今後も、住民が身近で気軽に相談できる窓口となるよう体制整備に努めてまいります。  以上でございます。 ○大束真司 議長  4番・木田議員。 ◆4番(木田伸幸議員) ありがとうございました。今後、引き続き分かりやすいように、細かい項目まで質問させていただきたいと思います。  今回は、比較をさせていただきましたが、市の運営を事業として置き換えるならば、市民の皆様がお客様であり、株主となるのではないでしょうか。大東市のまちづくりや子供たちの将来に向けた教育のために税の負担、費用を支払っていただいていることと考えられるのではないでしょうか。市民の皆さんが払った負担、税金を基に、まちづくりや教育を行った結果、住みよいまちになっていない、自分たちに何も還元されないし、赤字になっているという結果であれば、市民の皆様が税金を払っていてばかばかしい、そう思われてしまいますし、実際にそのような声も聞かれました。やはり住んでいる方の満足度を向上させ、そして人口流入、定住を促進させ、皆様が住むまちのよりよい環境づくりをしなければいけないと考えています。  間もなく令和3年度が始まります。皆様の力を合わせてよりよい未来へと進めますように、共に頑張っていきたいと思います。  以上、これにて一般質問を終わらせていただきます。 ○大束真司 議長  最後に、一括質問・一問一答併用方式で、7番・酒井一樹議員。(拍手) ◆7番(酒井一樹議員) (登壇)皆様おはようございます。ただいま議長より御指名をいただきました公明党の酒井一樹でございます。傍聴にお越しの皆様、またインターネット中継を御覧いただいている皆様、私で最後の一般質問になりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  先に新型コロナウイルスでお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りいたしますとともに、現在治療を受けられている方々の早期回復を願っております。そして、何より日々命がけで闘ってくださっておられる医療従事者の皆様方、エッセンシャルワーカーの皆様方に感謝の意を申し上げます。  過日、3.11東日本大震災より10年を迎えました。私自身も被災地であった釜石市大槌町、石巻市、陸前高田市に赴き、被災された方々の生のお声を聞かせていただきました。東日本大震災をはじめとした災害の教訓を風化させることなく、未来につなげてまいりたいと思います。  それでは一般質問に入らせていただきます。  まず、全市民一律給付事業についてお聞きをいたします。  令和3年2月28日の市長の施政方針について代表質問させていただいた際、施政方針の中になかった全市民一律給付事業について、実施の要望をさせていただきました。まず、先行して65歳以上の方々と障害者の方々に先行してギフト券を配布し、その後に全市民への一律給付を前向きに検討していくとの答弁を市長よりいただきました。  そこで、先行して高齢者、障害者の方々に対するギフト券配布の概要はどのようになっているのかお聞かせをください。  また、高齢者と障害者の方々に対しギフト券先行配布とのことですが、なぜこのような背景になったのかお聞かせください。  再度お聞きをいたします。64歳以下の方々に対しての給付も具体的に考えていただきたいと思っていますが、いかがでしょうか。  続きまして、多機能型防犯カメラと防犯カメラの9割補助についてお聞きをいたします。  5年前に公明党議員団として、子供と高齢者の安心・安全が向上する多機能型防犯カメラの設置に市民の皆様から賛同いただき、2万8,952名もの署名が集まり、見守り機能を有する多機能型防犯カメラを早々に設置していただきましたが、現時点での多機能型防犯カメラの台数をお聞かせください。  また、安心・安全の観点から多機能型防犯カメラの増設を望みますが、いかがでしょうか。  次に、自治会設置防犯カメラの9割補助も5年前に予算化され、実現を見ることができました。自治会におかれましては、自治会費用から高価な防犯カメラを設置することは大変負担となるため、設置を考える自治体が増加することを期待し、要望させていただきましたが、市は把握している防犯カメラの台数は何台でしょうか。  また、本市における防犯カメラの必要性をどのように考えているのか、お聞かせをください。  こちらも、先ほどと同じく安心・安全の観点から防犯カメラの増設を望みますが、本市としての考えをお聞かせをください。  次に、野崎駅・四条畷駅周辺整備についてお聞きをいたします。  平成25年度より10年計画で野崎駅・四条畷駅周辺整備及び野崎駅橋上化を進めていくことを発表してから9年、事業用地の取得が一番の課題でありましたが、そんな中、事業完成が見えてまいりました。現時点での進捗状況をお聞かせをください。  続きまして、全市公共交通についてお聞きをいたします。  現在、全市公共交通基本計画作成中とお聞きをしていますが、進捗状況をお聞かせをください。  次に、交通空白地域への対応はどのように考えているのかお聞かせをください。  それから、毎回確認をさせていただいておりますが、他市への乗り入れについてはどのように考えているのかお聞かせをください。  次に、龍間地域公共交通についての課題が少し改善されたとお聞きしましたが、どのように改善されたのかお聞かせをください。  最後に、18歳子ども医療費の拡充についてお聞きをいたします。  平成26年度に子ども医療費を中学3年生まで拡大をしていただき、大阪府下では子育て支援の先駆けとなりましたが、現在では他市においても対象年齢の拡大が進み、医療費補助対象を18歳まで拡大している市も多く見られるようになりました。「子育てするなら、大都市よりも大東市」とうたう中、出産から就学まで支援するネウボランドだいとうも開設していただきましたが、未来の原動力である若年層支援の拡大も視野に入れて検討していただきたいと思いますが、18歳まで拡充した場合の対象人数をお聞かせをください。また、拡充した場合の予算規模はどれくらいになるのかお聞かせをください。  以上、再質問の権利を留保し、降壇いたします。 ○大束真司 議長  野田副市長。 ◎野田一之 副市長  (登壇)高齢者・障害者生活支援事業についてお答えをいたします。  この事業は、大東市新型コロナウイルス緊急対策の7つのターゲットのうち、高齢者、障害者を対象として実施するものでございます。事業費につきましては、令和3年度第1次補正予算に計上しており、財源として、国の地方創生臨時交付金及びふるさと振興基金を活用しております。  事業内容としましては、本市に住民登録のある65歳以上の高齢者の方及び障害者手帳所持者の方に対し、新型コロナウイルス感染症対策を行うための経済的支援として、お一人当たり5,000円分のギフトカードを郵送するものでございます。  ギフトカードは、全国共通のもので、大東市内の主要なスーパーや量販店等で使用できるものを予定しており、郵送の際には、市内で使用可能な店舗の一覧を同封させていただきます。  当事業に係る予算の御議決をいただけました場合には、可能な限り速やかに、委託業者を選定の上、対象者の高齢者、障害者の皆様のお手元にお届けしたいと考えております。  このたびのギフトカードの給付事業につきましては、大東市新型コロナウイルス緊急対策の7つのターゲットのうち、これまで対策が未実施であった高齢者と障害者の方々を対象として企画したものでございます。  今後の施策展開につきましては、引き続き新型コロナウイルス感染症が市民生活に及ぼす影響を注視し、適切なタイミングを捉え、市民の皆様に必要な支援を届けられるよう施策を講じてまいります。  65歳以下の方々への給付についての御質問でございます。  高齢者と障害者の方々にギフトカードをお配りする事業により、新型コロナウイルス緊急対策として本市が対象としておりました方々への支援は一通り実施したことになります。  大阪府の緊急事態宣言は解除されましたが、引き続き新型コロナウイルスとの闘いは続くものと想定されますことから、今後も本市の最重要課題として、市民の皆様の命と暮らしを守る取組をしっかりと実施していくこととしております。  64歳以下の方々への給付につきましては、現在、国や大阪府においても様々な支援策が議論されているところでございますので、こうした動向を見極めつつ、将来に負担を残すことのないよう、財源についてもしっかりと確保した上で、国や府の隙間を埋めるきめ細かな視点で、検討してまいりたいと考えております。  以上、よろしくお願いを申し上げます。 ○大束真司 議長  木村市民生活部長。 ◎木村吉男 市民生活部長  (登壇)多機能型防犯カメラと防犯カメラについてお答えします。  まず、本市が設置しております多機能型防犯カメラとは、防犯カメラ機能とビーコン発信を同時に備えた機器であり、児童及び高齢者の見守りシステムの構築を目的に設置をしたものです。  本システムのビーコン機能とは、小学校の通学門及び通学路周辺の公園などに設置したビーコン受信機と、児童や認知症高齢者が所持するICタグが連動して、登下校の状況や公園等での居場所を保護者などが所有するスマートフォン等へお知らせし、学校での発着時刻や、通学路における通過時刻など、直ちに把握できる仕組みでございます。  また、ICタグは利用者による操作は不要であり、小学生の場合はランドセルに入れたままお使いいただけるもので、高齢者も想定し、手軽に利用者の皆様に安心を提供できる仕様となっております。  現在、市内の小学校12校の校門周辺にビーコンを計29台設置し、併せて通学路や公園付近にこのビーコンと一体となった防犯カメラ、いわゆる多機能型防犯カメラ14台を設置運用しており、現在この設置場所と台数で十分に効果が発揮されていると評価をしており、今後の、この多機能型防犯カメラの増設につきましては、設置すべき必要な場所が生じてきた際に、都度検討してまいります。  次に、現在把握しております防犯カメラの台数でございますが、令和元年度末で本市が公共施設や公園等に設置し、管理しております防犯カメラが全部で242台、自治会で設置されております防犯カメラが224台、合計466台が市内に設置されております。  昨今、防犯カメラは、市民の皆様の共通の願いである、安全・安心に暮らせる快適な生活の実現のために必要な存在となっております。  これまで、地域住民がお互いに目配り・気配りをすることで地域の安全・安心が確保されていましたが、現在はそうした地域の目による目配りが不足してきたため、防犯カメラによって補完しているという、世知辛い世情になってきているものと感じているところです。  よって、この防犯カメラを設置することで地域の治安向上につながり、犯罪の未然防止や、犯罪発生後の警察の迅速な対応に貢献できる非常に有効なものであると認識をしております。  自治会が設置する防犯カメラにつきましては、児童が殺傷されるという痛ましい事件発生の折、世情や地域からの要望が強く出された経緯で、平成28年度、29年度の2年間と期間限定で補助率を9割、補助限度額を18万円とし、集中して設置台数の増加を図ったものであり、実際、その設置台数は大幅に増加をしました。  現在は補助率を5割、補助限度額を10万円と従来の補助率としているところですが、自治会の御協力により順調に設置台数は増加している状況であり、当然に地域の防犯カメラの設置補助につきまして、引き続き必要不可欠であると認識しております。  議員から御質問いただきました補助率9割の考え方も考慮してまいりますが、自治会設置の防犯カメラについては、現行の補助制度を活用しつつ、並行して自治会や警察と協議し、例えば幹線道路沿いなど公共性が非常に高い場所などの重点設置が必要な場所に限り、市が直接設置することなど、防犯カメラの適切な設置の在り方について研究をしてまいります。 ○大束真司 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  (登壇)野崎駅・四条畷駅周辺整備につきましては、市東部地域の振興を図るため、駅をまちづくりの拠点とし、利便性の高い駅前空間の創出と駅へのアクセス道路を整備することを目的として、魅力あるまちづくりを進めております。  野崎駅周辺の進捗状況でございますが、平成29年から駅舎橋上化・自由通路の整備を行い、令和2年2月22日には1期工事が完成し、橋上駅舎と自由通路の一部が供用開始され、現在2期工事を行っております。  今後も引き続き工事を行い、令和3年度末の完成を目指してまいります。  また、駅東側におきましては駅前広場の詳細設計を、駅西側においては立体駐輪場の詳細設計を行っているところでございます。  次に、四条畷駅周辺整備につきましては、今年度、駅東側におきましてペデストリアンデッキの詳細設計を、駅西側においては駅前広場と立体駐輪場の詳細設計を行っているところです。令和3年度より用地が確保できた場所から、順次整備を行ってまいります。  また、現在までの事業用地の取得状況でございますが、駅東側におきましては、平成28年度に1件、平成29年度に2件、平成30年度に1件、令和元年度に4件契約し、今年度は4件契約し、合わせて12件となっております。  駅西側におきましては、平成31年度に1件契約をいたしました。  今後も早期の事業完成に向け、必要な事業用地の確保に向け、鋭意権利者と交渉を進めてまいります。  続きまして、本市公共交通についてでございます。  まず初めに、公共交通基本計画についてでございます。  令和元年度に、地域公共交通に関するアンケート調査を実施し、市民の外出の目的や移動手段、外出の頻度について調査を行い、計画の基本骨子を策定いたしました。  令和2年度は、大学教授や交通事業者、市民の代表、警察、道路管理者などで構成される大東市地域公共交通会議において、進めていくべき施策などについて検討を行い、今年度3回の大東市の交通課題に関する特別委員会での御議論と、令和3年1月12日から1月31日までのパブリックコメントを経て、計画を策定しているところです。  策定いたします大東市公共交通基本計画では、4つの基本方針、1つ、誰もが利用しやすい公共交通、2つ目、市民が主体となった多様な公共交通サービス、3つ目、安全・安心な公共交通ネットワークの構築、4つ目、持続可能な公共交通を定め、計画期間10年間での取り組むべき施策について掲載をしております。  重点的に取り組む施策を進めながら、社会情勢の変化や必要に応じ見直しを行いつつ、市民の視点に基づき、誰もが安心・安全に利用できる利便性の高い公共交通の実現を目指してまいります。  次に、交通空白地への対応でございますが、一般的には、交通空白地は鉄道駅から半径1キロメートル、もしくは500メートルと、バス停から半径300メートルの円の外側が公共交通の利用しづらい地域となっております。  円から外れている地域といたしまして、御領、新田、太子田、灰塚、深野などの一部が該当し、お住まいの方からは公共交通を走らせてほしいというお声もいただいているところでございます。  今年度策定いたします大東市公共交通基本計画では、取り組むべき施策として、市民が主体となった公共交通サービスの推進などを掲げており、公共交通を利用しづらい、いわゆる交通空白地からの御相談等についても、地域の皆様とともに課題解決を図っていくこととしております。  地域での課題や、需要を把握しながら、市民、交通事業者、市それぞれが適切に役割分担をし、また、協働しながら、今後も安心・安全な公共交通ネットワークの構築と、持続可能な公共交通の実現に努めてまいります。  本市公共交通の他市への乗り入れについてでございます。  民間の各交通事業者の乗り入れについては、聞き取りにおきまして、採算面や需要を指摘されており、すぐに進展する状況ではないと考えております。  令和元年に実施した、地域公共交通に関する市民アンケート調査では、高齢化が進むことで今後の移動に関して不安を感じる意見がございましたことから、今後を見据え、市民の利便性向上のため、需要が見込まれ、費用面などの条件が整えば、本市が運行する公共交通により他市への乗り入れは可能だと考えており、今後も、乗り入れ先の近隣市などと協議を行ってまいります。  龍間地域の公共交通といたしましては、近鉄バス阪奈生駒線が運行しており、子どもたちの通学や地域住民の通勤・買物等の移動手段として利用されており、市からは運行経費と運賃収入との差額を補助金として交付することで、龍間地域の移動手段を確保しております。  令和2年7月には、地元事業者の施設送迎バスへの混乗について、事業者と地域との調整が調いました。  具体には、近鉄バス阪奈生駒線の運行間隔が空いている時間帯について、龍間地域にお住まいの小・中・高校生を対象に利用についての意向調査を行い、地元事業者と調整の上、17名の希望者に利用対象者であることが判別できるよう、利用カードを携帯いただき、令和2年7月1日から試験運行を行っておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響から、7月15日以降、混乗は休止となっております。  今後、コロナ禍の状況を見ながら、地元事業者、地域住民と再開の時期等について協議を行ってまいります。 ○大束真司 議長  田中福祉・子ども部総括次長。 ◎田中正司 福祉・子ども部総括次長  (登壇)18歳子ども医療費の拡充について。拡充した場合の人数についてお答えいたします。  現在、本市におきまして、子ども医療費助成の対象者は15歳までであることから、18歳までに拡充した場合の人数の把握につきましては、その手前の世代の人口から、割合により試算をする必要がございます。  令和2年3月末時点の本市の13歳から15歳までの人口の合計は3,338人であり、そのうち、ひとり親家庭医療や生活保護など、他の制度で医療の助成を受けている方を除いた本市の対象者は2,844人、率にして約85.2%となっております。  また、同時点での16歳から18歳までの人口の合計は3,706人でございますので、そのうちの85.2%が対象になると想定いたしますと、制度の拡充により3,158人の方が新たな対象になるものと試算されます。  続きまして、予算額につきましては、国民健康保険のデータによりますと、16歳から18歳までの医療費総額は、12歳から15歳までの医療費総額と比較して、約0.85倍となっております。  令和元年度における子ども医療費助成の12歳から15歳までの総額が約7,000万円でございましたので、この0.85倍に当たる約6,000万円が年間で増加する見込みとなっております。  以上でございます。 ○大束真司 議長  7番・酒井議員。 ◆7番(酒井一樹議員) それでは、再質問させていただきます。
     先ほど副市長からも答弁いただいたとおり、この65歳以上の方と障害者の方に関しては、今回しっかりやって、早期に出していただけるというお話をしていただきました。僕すごい、今議員になって9年目になりますけど、研究とか、検討とか、この言葉というのは非常に難しく理解してるなというのがあって、やりますとか、やりませんとかね、そう言ってもらったほうが本当はあれなんですけど、でも、今回検討、もう前向きにということでおっしゃっていただいてるので、しっかり、まずはこの65歳以上の方と障害者の方にも、しっかりお配りできるようにやっていただきたいなと思っております。  それで、先ほど65歳以上の方、障害者の方以外の64歳以下の方に関して、ちょっと副市長から、再度お願いをしたいんですが、一律給付は実施を前向きに検討していくということでいいのか、答弁願います。 ○大束真司 議長  野田副市長。 ◎野田一之 副市長  新型コロナウイルス緊急対策につきましては、今後も市民の皆様の命と暮らしを守ることを第一に、必要な支援を必要とされる方に、適切なタイミングでお届けすることが何より重要と考えております。  全市民一律給付事業につきましては、一律に給付することにより、コロナ禍で様々な影響を受けられた市民の皆様の生活支援の一助となりますことから、有用性の高い事業と認識しております。  新型コロナウイルスをめぐる状況が日々変化しておりますことから、そのタイミングや規模、手法、さらには財源等について、しっかりと前向きに検討してまいりたいと思います。 ○大束真司 議長  7番・酒井議員。 ◆7番(酒井一樹議員) 先ほど副市長からも負担を残すことないように、財源はしっかりと確保した上でと言っていただきましたけど、現在、大東市というのが、ふるさと納税が非常に多く、今いい状態でありますのでね、その辺を活用しながらになると思うんですけど、財源のほうは大東市は大丈夫ですか。その辺、教えてください。 ○大束真司 議長  野田副市長。 ◎野田一之 副市長  議員御案内のとおり、大東市につきまして、基金につきましては、やはり、いざというときのために、一定の確保をさせていただいております。ふるさと振興基金につきましても、それぞれ使い道を定めながらの確保もしております。そういった意味で、国費とか、そういった持ち合わせている基金、その辺を総合的に勘案して検討しているところでございます。 ○大束真司 議長  7番・酒井議員。 ◆7番(酒井一樹議員) 実際、1,000円のギフトカードが5枚ということで、やっぱり、皆さん、周りの方からしたら、1,000円でも欲しいねんという方、非常に、本当に多いのも事実なんです。それでもめっちゃうれしいって言っていただけるいうのはね、すごい切実やなというのも、本当に僕も感じます。  それで、この64歳以下の方にも、この65歳以上の方と障害者の方以外の64歳以下の方も、同じようなこのギフト券の方式で、今のところ、考え中やと思うんですけど、考えているのか、その辺教えてください。 ○大束真司 議長  野田副市長。 ◎野田一之 副市長  現段階におきましては、まだ次なる事業の検討中ということでございますので、何分、細かいことは申し上げられない段階ですけれども、イメージとしましては、やはりこの高齢者、障害者の方の支援事業と同様な事業のやり方というのもあるかなというふうには思っております。 ○大束真司 議長  7番・酒井議員。 ◆7番(酒井一樹議員) 副市長を信用してないわけじゃないんですけど、市長にも、ちょっと再度確認のためにお聞きをさせていただきたいと思います。  市長のほうも、全市民一律給付についての事業実施をしていただけるのか、再度お願いをいたします。 ○大束真司 議長  東坂市長。 ◎東坂浩一 市長  副市長からの答弁もございましたけれども、まず、新型コロナウイルス緊急対策について、このたびの施策をもって一巡するということを何度も御答弁をさせていただいております。ところが、緊急対策のターゲットや指針を忠実に履行するということだけでなく、生活支援ということにも目を向けて、水道料金の基本料金を無償化するというようなことを8か月続けさせていただくなど、市全域にわたってのコロナにおける影響に対して、いかに市が手を差し伸べられるかということにつきまして、府や国との隙間を埋める対策や、またその状況に応じた対策を行ってまいりました。  そして、その一端一巡する新型コロナウイルス緊急対策の後に、やはりワクチンの状況も見据え、感染の拡大や減少、こういった現状も見据えながら、やはり生活の支援という面が必要であるという認識をこの段階で想定できるわけでございます。そういった意味をもちまして、議員から再三御質問いただく全市民への一律給付事業につきましては、地方創生臨時交付金等の財源が得られること、このことを前提といたしまして実施に向けて進めてまいります。 ○大束真司 議長  7番・酒井議員。 ◆7番(酒井一樹議員) 市長もこうやって言っていただいてます。僕は逆に、今までいろんな形で、今大東市として、様々なコロナに対応をされたというの、なかなか、水道料金ね、さっき市長も言っていただきましたけど、めくってから分かるという、僕も初めて嫁さんに見せてもらったんですけど、安なってるみたいな、実際、そうやったんです。知らんかったと、やっぱり知らないんですよね。皆さん、めくってから安なってると分かるような状態になってます。非常にもったいない。大東市って本当にいろんなコロナの対策をしているのに目立たないというか、これはもう、また課題としてなってくると思うんですけど、先ほど市長のほうから地方創生臨時交付金を前提にということ言われましたけど、これもない場合とか、地方創生臨時交付金どうなのかなっていうのね、また交付されるのか、ちょっとそこは心配なんですけど、その辺のお考えを教えてください。 ○大束真司 議長  東坂市長。 ◎東坂浩一 市長  例えば1人一律1万円の交付であれば、少なくとも12億円以上の財源が必要となってまいります。その金額、予算、財源、この辺を考えますと、交付金を前提としながら、より市民の皆様方に喜んでいただける、そういった施策づくりが最善かなというように考えております。  一方で、この交付金がないといった場合にどうするかということにつきましても、やはり市民の生活状況を鑑みながら、何かの手を打つ必要はあるという認識を現在でも既に持っております。そういった意味におきまして、交付のない状況においても、いかに実施するかということの方法について、しっかりと研究をしながら、実施を目指して進めてまいりたいと考えておりますので、どうかよろしくお願いいたします。 ○大束真司 議長  7番・酒井議員。 ◆7番(酒井一樹議員) ありがとうございます。もし、実際、全市民一律給付事業も、この時期にやった場合は、全国でも多分初めて、インパクトはすごいあるんじゃないかなと、やってはるところもあるかもしれないですけど、多分、今の時期にこういう形で一律給付をやりますっていう市町村は僕はないと思うんでね、しっかり僕も見させていただきながら、またしっかり、市長のほうもよろしく、副市長もよろしくお願いをいたします。  それでは、続きまして、多機能型防犯カメラの質問させていただきます。  これは、緑が丘の中央公園のところについてる防犯カメラの写真でございます。この多機能型防犯カメラで認知症の方とか、子供が、この防犯カメラで発見されたとかそういう事例というのはあるのか、教えてください。 ○大束真司 議長  木村市民生活部長。 ◎木村吉男 市民生活部長  本市におきまして、これまで位置情報を家族等にお知らせする、このビーコン機能、ミマモルメサービスですが、これで犯罪捜査等に利用された実績はございません。あくまでも、主にビーコン機能のことを今お尋ねでしたけども、捜査等で利用されるのは、やはりビーコンというよりも、カメラの映像機能の部分、こちらでございます。多機能カメラ、ビーコン機能存在そのものが犯罪発生の抑止として効果がございますし、もし犯罪が発生した場合には、そのカメラ部分が事件解決に役立つものとは考えております。また、防犯カメラの映像につきましては、警察からの正式な捜査関係事項照会書、こういうものを提出を受けまして、犯罪・事故の捜査等のために情報提供を求められた場合に限って開示をしております。よって、どのような事件・事故の捜査に利用されたかというのは、捜査上の秘密保持の観点から、防犯カメラ映像の情報提供によって実際にどの事件がどれだけ解決されたかというのは把握ができていない状況でございます。 ○大束真司 議長  7番・酒井議員。 ◆7番(酒井一樹議員) ありがとうございます。この多機能型防犯カメラというのは、通常、先ほど木村市民生活部長からも言っていただいたとおり、普通の、抑止にもなります。そして、犯罪があったときには、その防犯カメラを見て犯罪を確認できるという形になっております。そして、その中に付加価値として、このICタグという、こういうちっちゃいものを持っていただいて、それを使うことによって、そこを通ったら分かりますよというようなシステムであります。ただ、毎回ちょっとね、これもどうしても負担というのが、やっぱり利用者の初期費用が大体2,000円ぐらいかな、毎月550円ぐらい、それを使うのに利用されると。どうしても、利用者負担というのは、非常に僕は大きいということで、前もお話しさせていただきましたけど、伊丹市のほうでは、認知症って考えられる方、もうお医者さんの判断ですね、された場合は一応もう無償でされているそうであります。ほかの市町村でも、そういう形ではやっておられる。なかなかそこの、認知症の方になりますと、なかなかペンダントでかけてればいいんですけど、靴とか、そういうのもあるんですけども、そういうのであれば威力を発揮するんかなと思うんですが、その辺が非常に問題というかね、あと各部でまたいでしまっているという、学校もそうですし、高齢者の方は保健医療部になってしまうということで、今後、この多機能型防犯カメラも本当に、ただの防犯カメラやったら本当に意味がないと思うんですね。その辺しっかりね、また僕も議論をさせていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。  そして次に、9割補助の防犯カメラの件でございます。  これ実は箕面市の防犯カメラ、たまたまちょっと箕面市のほうに行く機会がありました。これが1,000台、本当についてます。すごい、網羅してます、まちじゅうにね。本当に見ますと、安心・安全というのもあるんですけど、よく言われる、何かうちの家見られてるん違うかなとか、そういう危惧されてる方もいらっしゃるのも、これ事実やと思うんですけど、でもね、こういう形で安心・安全というところでは、いいんではないかなと思っております。  木村市民生活部長に、ちょっとお聞きしたいんですけど、本市が450台ぐらいついて、これで一定網羅していると思いますか、部長、その辺教えてください。 ○大束真司 議長  木村市民生活部長。 ◎木村吉男 市民生活部長  なかなか、これだけあれば十分というのは判断ができないとは思います。先ほども御答弁申し上げましたけど、現在本市内に設置されている防犯カメラは、自治会の分も含めて466台、もちろんこれ以外にもスーパーとか各店舗内、あとは個人所有のマンションや駐車場の敷地に設置されているものもあると思います。それらを含めますと、既にかなりの台数のカメラが市内の各所に設置されている状況ではあると思うんですけど、さらに個別な事情、事件発生抑止としてカメラがどうしても必要やとされる場所が出てまいりましたら、当然に個別検討し、市で設置できるかどうか、対応はしたいと思っております。 ○大束真司 議長  7番・酒井議員。 ◆7番(酒井一樹議員) 先日、公明党議員団で警察のほうに行く機会がございました。その中で、署長から、やっぱり防犯カメラの必要性を僕もお聞きをさせていただいたんですけど、本当に今、それが強く、やっぱりその防犯カメラっていうのが効果を発揮してるということを言われました。ほんなら警察で防犯カメラつけてよと言うても、警察がつけるのもなかなか難しいとは思うんですけど、今後、市のほうにも、また働きかけをお願いしますということで、言っておりました。  それで、先ほど幹線道路沿いの公益性の高い場所については市が直接設置していくこと、まあ研究と言うてましたんで、研究なんですかと思うんですけど、何らかの形でこれ動いていただけるのか、その辺ちょっと教えていただけますか。 ○大束真司 議長  木村市民生活部長。 ◎木村吉男 市民生活部長  個別の場所の相談につきましては、真摯に対応してまいりたいと思ってます。また、行政、公共として果たさなければならない責任については、きっちりと対応していく姿勢でございます。  現在、地域の犯罪抑止力の向上とか、犯罪が起こりにくい環境づくりに向けて、実は警察に、四條畷警察通じてなんですが、四條畷警察署管内で、大東市内で、まだここにカメラが欲しい、ここに不足していると思われるような場所がございますかというような問合せというか、調整は実際に今しているところです。四條畷警察署だけでなく、大阪府警も通じて、相談して一旦回答しますというので、今回答待ちの状況ですので、どんな場所、どんな台数、どんなんが出てくるのか、それを見てからまた考えたいと思います。 ○大束真司 議長  7番・酒井議員。 ◆7番(酒井一樹議員) 木村市民生活部長も言っていただいたとおり、これはもうどこまでが、台数あればいいのかというのは、もう決まってないですし、おっしゃっているとおりやと思うんでね。でも、少しずつ、やっぱり安心・安全の観点から、またこの多機能型防犯カメラと防犯カメラの9割補助をぜひとも、また前向きに研究をしていただけたらと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。  それでは、続きまして野崎駅・四条畷駅周辺整備について、少し、ようさん質問しよう思うたんですけど、ちょっと時間が、申し訳ないですけど何件か。  ちょうど今出街づくり部長とも7年ぐらいですかね、こんな形で野崎駅のお話と公共交通については、本当にお話をさせていただいて、本当に今、実際こういう形で見えてきました。実際、この立体駐車場と言われるものの整備はいつからなるのか教えてください。 ○大束真司 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  野崎駅の西側の立体駐輪場につきましては、来年度、令和3年の秋頃から着工の予定としております。四条畷駅も同じく西側に立体駐輪場ございますが、こちらにつきましては用地が確保でき次第ということで考えております。 ○大束真司 議長  7番・酒井議員。 ◆7番(酒井一樹議員) 本当にここ二、三年、あの辺が、野崎も四条畷駅もすごい変わってきてて、本当にでも、やっぱりまちの活性化というところでは、僕は非常に大事な、本当に施策やと思ってますし、やっぱり、しっかりこれをまた、事故がないように、また進めていっていただけたらなと思っております。よろしくお願いいたします。  それで、ちょっともう8分しかないんですが、今回ちょっと質問は僕、これ通告してなかったんですけど、今回、池谷市民生活部人権政策監と、そして選管・公平・監査事務局の大石さん、そして生涯学習部長の馬場さん、定年退職ということで、お疲れさまでございました。ちょっと、8分しかないですけど、お気持ちを少し言っていただけたらなと思っておりますので。議長、よろしいでしょうか。 ○大束真司 議長  池谷市民生活部人権政策監。 ◎池谷幸一郎 市民生活部人権政策監  貴重なお時間をいただきまして、誠にありがとうございます。  私3年間でしたが、議員の皆様と御一緒させていただくことができまして、本当にうれしく思っております。  私は平成29年4月、人権政策監を拝命した際、東坂市長から大東市は人権の分野でも一番を目指せというお言葉をいただき、人権室一同頑張ってまいりました。しかし、この間、人権問題が大きく解決したということはございませんでした。この人権問題は多種多様で、新たに出てくるものが多くございます。コロナウイルスなどは最たるものです。4月からの大東市の人権室は、新たな人権政策監の下で、それら人権問題に対して地道に、そして確実に対応していただけるものと確信をしております。議員の皆様、市長をはじめ、特別職の皆様、各部長の皆様、そして市民の皆様、本当にありがとうございました。(拍手) ○大束真司 議長  馬場生涯学習部長。 ◎馬場弘行 教育委員会生涯学習部長  本会議の、この貴重なお時間をいただきまして誠にありがとうございます。  思い返せば36年前の昭和60年4月に夢と希望に満ちて水道局にて勤務を開始したことを懐かしく思う次第であります。そして、36年間いろいろございました。初めの頃は、先輩に支えられ、そして中堅になった頃は同僚のお世話になり、そして管理職になったときは部下に支えられてきました。思い返すと、いつも、いつの時代も周りの人達に支えられてきたものだったと、改めて考える次第でございます。  そして、無事にこのように定年を迎えられたのも周りの人達のおかげであり、支えてくださった皆様に本当に感謝しております。  最後に市長をはじめ、職員の皆様、そして市民の皆様、そして議員の皆様の御指導の下、36年間、全力・全集中で務めさせていただきましたこと、この場をお借りして、改めてお礼をさせていただきたいと思います。長きにわたり、本当にありがとうございました。(拍手) ○大束真司 議長  大石選管・公平・監査事務局長。 ◎大石達也 選管・公平・監査事務局長  まず、この場のお時間をいただきましたことに関しまして、お礼を申し上げます。  本来でありましたら、今お二人がしゃべられたような、真面目な言葉をしゃべればいいんですけれども、私考えておりますのは、議会っていいますのは、部長になるまでは、まあ委員会なんかは課長でも出てましたけれども、ちょっと面倒くさいなというのがやっぱり一番の思いでございました。  しかしながら、議員の皆様が御提言いただいている質問等につきましては、重要な議題につきましては、市長を中心とした全体会議、部長らでお話合いをさせていただきます。その場を通じて、市全体の構想並びに市長の考え、また各部長の考え、これが全部長、また特別職に行き渡るというような、貴重なお時間をいただけることになりました。これを通じまして、市といたしましては全部長、特別職通じて、1つの事柄に関して、1つの方向を持って向かっていけるというような方式を取っております。  私も部長になるまでは、市長のニュースとか、あんなん見ますけれども、どこかあっちのほうの世界のことで、部長になりまして、そういった機会があって初めて、身に染みるような思いでございました。  これらの経験をさせていただいたのも、議員の皆様のいろんな提言、もしくは御質問等ありましたことで、1つ成長できたと考えております。  昔でしたら、この60歳で、明日からお顔を合わせないんですけれども、61歳になっても、私ここでちょっと働かせていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします。(拍手) ○大束真司 議長  7番・酒井議員。 ◆7番(酒井一樹議員) ありがとうございました。あと、部長もそうですけど、職員の方も定年される方もいらっしゃいます。やはり、議員もそうですけど、職員の方は本当に市民のためにという思いで、僕は働いていただいてると思いますし、定年迎えて、もう辞められる方もいらっしゃるかもしれないですけど、そういう方に関しても、やはり同じような志で、もう定年になっても、やっぱり市民のためにという思いを僕は持っていただいて、また新たな人生を送っていただきたいなと思っておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  以上でございます。ありがとうございました。 ○大束真司 議長  暫時休憩いたします。      午前11時34分休憩       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午後0時59分再開 ○大束真司 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に日程第3、請願第1号「第8期介護保険料に関する請願書」の件を議題といたします。  本請願に関し、委員長の報告を求めます。  品川未来づくり委員会委員長。 ◆11番(品川大介議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました、請願第1号「第8期介護保険料に関する請願書」について審査結果の御報告を申し上げます。  本件について、請願者及び紹介議員より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、慎重に審査をし、採決いたしました。  本件について、賛成少数で不採択と決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○大束真司 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでございますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本請願に対する委員長報告は不採択でありますので、原案について採決をいたします。本請願は原案のとおり採択することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立少数でございます。御着席ください。よって請願第1号は不採択と決しました。  次に、日程第4、議案第3号「令和2年度大東市一般会計補正予算(第11次)について」、日程第5、議案第4号「令和2年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第5次)について」、日程第6、議案第5号「令和2年度大東市介護保険特別会計補正予算(第4次)について」、日程第7、議案第6号「令和2年度大東市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第4次)について」、日程第8、議案第7号「令和2年度大東市2駅周辺整備事業特別会計補正予算(第1次)について」、日程第9、議案第8号「令和2年度大東市水道事業会計補正予算(第3次)について」、日程第10、議案第9号「令和2年度大東市下水道事業会計補正予算(第1次)について」、及び日程第11、議案第32号「令和2年度大東市一般会計補正予算(第12次)について」、以上8件を一括議題といたします。  本8件に関し、所管の各委員長の報告を求めます。  まず、中村晴樹街づくり委員会委員長。 ◆9番(中村晴樹議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第3号「令和2年度大東市一般会計補正予算(第11次)の所管事項について」、議案第7号「令和2年度大東市2駅周辺整備事業特別会計補正予算(第1次)について」、議案第8号「令和2年度大東市水道事業会計補正予算(第3次)について」、議案第9号「令和2年度大東市下水道事業会計補正予算(第1次)について」、及び議案第32号「令和2年度大東市一般会計補正予算(第12次)について」、以上5件の審査結果を御報告申し上げます。  本5件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。
     本5件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○大束真司 議長  次に、品川未来づくり委員会委員長。 ◆11番(品川大介議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました、議案第3号「令和2年度大東市一般会計補正予算(第11次)の所管事項について」、議案第4号「令和2年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第5次)について」、議案第5号「令和2年度大東市介護保険特別会計補正予算(第4次)について」、及び議案第6号「令和2年度大東市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第4次)について」、以上4件の審査結果について御報告申し上げます。  本4件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、慎重に審議し、採決をいたしました。  本4件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○大束真司 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もございませんので、これにて討論を終結いたします。  これより、順次採決いたします。  最初に、議案第3号「令和2年度大東市一般会計補正予算(第11次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員でございます。御着席ください。よって議案第3号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第4号「令和2年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第5次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員でございます。御着席ください。よって議案第4号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第5号「令和2年度大東市介護保険特別会計補正予算(第4次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員でございます。御着席ください。よって議案第5号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第6号「令和2年度大東市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第4次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員でございます。御着席ください。よって議案第6号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第7号「令和2年度大東市2駅周辺整備事業特別会計補正予算(第1次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員でございます。御着席ください。よって議案第7号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第8号「令和2年度大東市水道事業会計補正予算(第3次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員でございます。御着席ください。よって議案第8号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第9号「令和2年度大東市下水道事業会計補正予算(第1次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員でございます。御着席ください。よって議案第9号は委員長報告どおり可決されました。  最後に、議案第32号「令和2年度大東市一般会計補正予算(第12次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員でございます。御着席ください。よって議案第32号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第12、議案第21号「大東市総合計画の基本構想及び基本計画並びに大東市まち・ひと・しごと創生総合戦略の変更について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  中村晴樹街づくり委員会委員長。 ◆9番(中村晴樹議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました、議案第21号「大東市総合計画の基本構想及び基本計画並びに大東市まち・ひと・しごと創生総合戦略の変更について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、賛成多数で原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○大束真司 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  1番・東議員。 ◆1番(東健太郎議員) (登壇)議案第21号、大東市総合計画の基本構想及び基本計画並びに大東市まち・ひと・しごと創生総合戦略の変更について、賛成の立場で討論いたします。  市長の施政方針では、それぞれの柱ごとに層別された内容となっていました。いわゆる第2期総合戦略6項目の柱と下支えする体制、行政サービス改革の柱です。概念図にある、ピラミッドの上部には、総合計画10年間、中段層には総合戦略5年間、ベースラインには個別事業となっています。今後、上位方針との位置づけで向かうべき方向、またテーマのベクトルを合わせていくことが非常に重要になります。ぜひ、合理的に、それぞれの立場で意見を交わし合っていこうではありませんか。時代は常に流れています。時代の変化に対応することも大事、また時代の変化をつくることも大事です。今後も、変化の連続であると思います。つきましては、適正なタイミングでの追記や改定については、ちゅうちょなく実施していくことを強く求めます。  ピラミッドのベースラインにある個別事業には、それぞれの部署がぶら下がっています。改めてですが、ターゲットとなる6つの柱、1つ目は危機管理の徹底、2つ目はエリアの価値を高める都市整備と都市空間の創出、3つ目は健康寿命の延伸、4つ目は確かな学力の向上と教育環境の充実、5つ目は出産や子育ての安心と魅力の創出、6つ目はチャレンジする人と産業の後押し、さらには下支えする体制、行政サービスの改革です。それらを踏まえ、今後、様々なテーマを確立していかなくてはなりません。テーマの確立は、現在の課題を洗い出して選定し、その上での攻めどころと目標の設定をしていただきたいと思います。  個々の具体的な方策立案段階では、リスクコミュニケーションによる評価を十分に行い、問題の有無を得て、活動計画を立て、着実に進んでいくことが大事です。事業の進行管理や効果の確認、定着化の監視も忘れてはなりません。  ここでリスクマネジメント、リスクコミュニケーションについて言及します。  大東市行政は、4月から新しい組織体制にてスタートします。組織を横断する様々な事業も複数あります。新しい機構において躍進していかなければいけません。だからこそ、リスク想定の仕組み、体制については万全なものにしないといけません。  公明党議員団として要望書、委員会、議会でも取り上げましたが、1つ、リスク会議にかける事業を決定する基準を定める。2つ、リスクが生じる事業に対し、リスク会議を部長級で開催する。3つ、リスクが判明した場合、リスク会議として事業の見直しや中止をできる仕組みにする。4つ、庁内でリスク管理に関する研修を行うであります。  それらの取組も行政の仕組みとして組み入れていき、安全・安心の大東市を目指して、これからも進んでいこうではありませんか。これらを強く要求し、賛成の討論といたします。  以上です。 ○大束真司 議長  ほかに討論はございませんか。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員でございます。御着席ください。よって議案第21号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第13、議案第22号「大東市環境基本計画の変更について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  品川未来づくり委員会委員長。 ◆11番(品川大介議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第22号「大東市環境基本計画の変更について」審査結果の御報告を申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案のとおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○大束真司 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでございますので、これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員でございます。御着席ください。よって議案第22号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第14、議案第23号「大東市一般廃棄物処理基本計画の変更について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  品川未来づくり委員会委員長。 ◆11番(品川大介議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第23号「大東市一般廃棄物処理基本計画の変更について」審査結果の御報告を申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決をいたしました。  本件について、全員異議なく原案のとおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○大束真司 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕
     質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでございますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員でございます。御着席ください。よって議案第23号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第15、議案第24号「大東市障害福祉計画の変更について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  品川未来づくり委員会委員長。 ◆11番(品川大介議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第24号「大東市障害福祉計画の変更について」審査結果の御報告を申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案のとおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○大束真司 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでございますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員でございます。御着席ください。よって議案第24号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第16、議案第25号「大東市総合介護計画の変更について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  品川未来づくり委員会委員長。 ◆11番(品川大介議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第25号「大東市総合介護計画の変更について」審査結果の御報告を申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、慎重に審査をし、採決をいたしました。  本件について、賛成多数で原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○大束真司 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。      〔「議長、動議」の声起こる〕  ただいま、あらさき議員から動議を提出する旨の発言がありました。      〔修正案配付〕  この際、動議の内容について説明を求めます。  6番・あらさき美枝議員。 ◆6番(あらさき美枝議員) (登壇)議案第25号、大東市総合介護計画の変更に関する修正案の説明をさせていただきます。  私は、ただいま議題となっております議案第25号、大東市総合介護計画の変更についてに対する日本共産党の修正案の趣旨を説明いたします。  修正案は、今お手元に配付いたしております案文のとおりでございます。市長提案案は、第8期の介護保険料基準額に、これまでの6,380円から6,420円とし、40円引き上げようというもので、年金暮らしの高齢者の負担の限界を超えています。介護保険料については、納付する市民の苦しい生活状況に鑑み、保険料の引上げを行わないよう、再三にわたって要望してきたところでありますが、今定例月議会において、計画の変更及び条例の一部改正により、保険料額の引上げが提案されているため、介護給付費準備基金の取崩し額を4,400万円増額することにより、保険料額の引上げを行わず、据置きにするよう修正案を提出するものです。  次に、修正案の概要を御説明いたします。  準備基金取崩し額を8億4,000万円から4,400万円増額の8億8,400万円にする修正案となっております。詳細の計算式については、別紙資料を配付させていただいておりますので、御参照いただければと存じます。資料2番となっております。  基金繰入額を4,400万円増やすことにより、介護保険料収納必要額が4,400万円減ります。保険料収納必要額を収納率97.65%で割ることで、保険料賦課総額が算出され、さらに3年分の被保険者数9万3,871人で割り、さらに12か月で割ることで、月額6,380円へと改めるというものです。したがって、段階によっても金額が改められる仕組みとなっております。  以上、日本共産党の修正案の提案理由及びその概要でございます。何とぞ、議員各位皆様の御賛同をお願いし、修正案の趣旨説明を終わります。 ○大束真司 議長  暫時休憩いたします。      午後1時25分休憩       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午後1時25分再開 ○大束真司 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま、あらさき議員ほか1名から、本案に対する修正の動議が提出されました。本動議の発議者は、地方自治法第115条の3に規定する議員数を満たしておりますので、本案と併せて、本動議による修正案を直ちに議題といたします。  本修正案については、先ほどの動議提出の議員から説明をもって提案理由に代えることとさせていただきます。  ただいまから動議提出議員に対する質疑を行います。 ○大束真司 議長  暫時休憩いたします。      午後1時27分休憩       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午後1時27分再開 ○大束真司 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいまから動議提出議員に対する質疑を行います。  11番・品川議員。 ◆11番(品川大介議員) (登壇)1点だけ質問をさせていただきます。  言うまでもなく、大東市総合介護計画の変更についての動議でございます。1点お聞きしたいのは、文言修正等々であるならば、それも議会の権利の1つかなというふうに思う一方で、この大東市総合介護計画の根幹たる、要は財政的なところで修正動議を出されたという点において、この3年間、またこの先の3年後の話も含めて、この計画に、やはり市長が持つ事務の管理及び執行権というところの阻害に当たらないのかなというふうに私なんかは思ったりはします。  というのは、委員会で出されました請願は市民の権利として議会に提出する権利を持っております。それを議会として議決するかどうかは判断する。それをもって市長は努めるようにするという形になっておりますけれども、この修正動議を可決をすると、これを要は、言い方は少し悪いですけど、押しつける形になる、これがいいかどうかは別としても、それを要は3年後、そして5年後やっていかなければならないという事実の下やっていくと。文言修正であったりとか、ある程度微調整であるなら、議会においてもですけど、その権利を与えられているというふうに私は認識しますけれども、大東市総合介護計画の根幹たるところをいじってしまうと、そこの権利が議会にあるのかどうかというところにおいて、提出者はどのようにお考えか答弁をお願いしたいんですが。 ○大束真司 議長  それでは、6番・あらさき美枝議員、よろしくお願いします。 ◆6番(あらさき美枝議員) 御質問いただきましてありがとうございます。私たちの立ち位置としましては、やはり高齢者の命・暮らしを守るということであります。そして、基金の考え方ですが、これも再三申し上げましたとおり、3年間の介護の必要な見込量を立てまして、その見込量に対する収納必要額が計算されるんですけども、それ余った保険料は次の3年間で返していくというのが基金の性格になっております。  今回配らせていただいた資料は、私がこの間、聞き取りをした資料なんですけども、資料1を見ていただけたらと思うのですが、基金の扱いですね、これは大阪府内の全市町村に、大阪市以外ですけども、聞き取りをさせていただいた結果を載せさせていただいております。  7期で余った基金を100%繰入れしている市町村は大阪市も含めまして13自治体ございます。これは、忠実に保険料の値上げを避けるためということもありますし、この保険料の3年間分は、しっかり次に繰り越して使っていくということを、その性格を忠実に実行している市町村だと思います。  この先の5年間、10年間、その先のことを考えて、じゃあ、この基金2万4,000円、1人当たり、第8期への繰入れ後の残金を被保険者1人当たり2万4,000円残していくことの根拠を聞いた場合に、その根拠については、理事者側としては答えることができていないという状況です。  じゃあ、2万3,000円残してて、2万円残してたら、じゃあ、10年後、20年後、どうなるのかということも全く分からない状況にあります。やっぱり、この基金の性格というのを重視するということと、高齢者の生活を守っていくという立場に立つべきだと私は思います。  執行権と言いますけど、私たちは議会として、しっかり意見していく権利あるし、議決する権利があるので、そこは執行権の阻害には全く当たらないと思います。それよりも、この基金の性格を重視し、高齢者の生活を守っていくということ、これが大事だと考えております。  答えになってるか分かりませんが、以上です。 ○大束真司 議長  ほかに質問はございませんか。      〔「なし」の声起こる〕  質問もございませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより原案及び修正案に対する討論に入ります。  6番・あらさき議員。 ◆6番(あらさき美枝議員) (登壇)議案第25号、大東市総合介護計画の変更についての反対討論を行います。  まず、介護保険料についてです。大東市は2021年度から2023年度の介護保険料を基準額で月6,380円から6,420円へ引き上げようとしています。20年間で2倍以上になっている保険料をこれ以上引き上げることは許せません。大東市には、介護保険料の余りである基金が16億3,547万円もあります。毎年2億円から3億円のペースで積み上がっています。この16.3億円は、介護サービスを削り、市民の痛みと引換えにたまったものです。ため込んだ基金を全額崩せば介護保険料を大幅に引き下げることができます。さらに、国に対して負担を求めていくべきです。この介護準備基金の性格ですが、介護保険は3年ごとに介護サービス量の見込みを立て、それに必要な保険料額を計算して徴収する仕組みとなっています。介護保険料の余剰金は次の3年間に回して保険料を安くするために使うべきです。大東市には、7期の基金残高見込額16億3,547万円、そのうち、第8期へ8億4,000万円、率にして51%繰り入れるとし、繰入れ後の残金、基金残高見込みは7億9,547万円となります。大阪府下では、その仕組みを忠実に運用した13市町村が100%繰入れを行っています。そのうち、4市町村では100%繰り入れることで値下げが実施されています。  なお、千早赤阪村については、31%しか繰入れをしていませんが、今期1,421円の値下げで、月額4,390円と、大東市より2,000円も安い保険料となっています。未来づくり委員会の中では、介護給付費準備基金について、北村委員の質問に対して、当局が答弁した内容について、私どもは疑義を持ちました。  そして、委員会の後、基金について調べを進めました。基金の大阪府平均額の根拠や第8期繰入れ後の基金残高について、被保険者1人当たり約2万4,000円を残したことについて、当局は値上げを抑制できる根拠を1つも示せませんでした。明確な根拠はありませんと述べておられます。ということは、裏を返せば、基金の繰入れを4,400万円増額しても、それが原因で将来急激な負担が生じるという根拠もないということになります。  さらに、府内各市町村の第8期への繰入れの基金残高の被保険者1人当たり額を試算しますと、2万円を超える市町村は5市のみ、そのうち2か所は町村であり、大東市が取崩し額を4,400万円増額しても、町村を除けば、府内トップの基金額となります。府内全域を見渡しましても、取崩し額の増額は妥当だと判断できるのではないでしょうか。このままでは、将来、介護保険料の負担がさらに重くなっていくことは誰でも推定できることであり、これはもはや介護保険の財政構造が破綻しているという、構造的な問題であるとして取り上げるべき課題であります。この財政構造の破綻を市民負担増として押しつけるべきではありません。  次に、日常生活圏域についてです。  区域ごとに地域を分断、分析し、サービスの整備目標も地域ごとに定めていくことで、高齢者が身近な生活圏域ごとに、切れ目なく様々なサービスを受けられるようにすべきです。1圏域ではきめ細やかな地域づくりは困難です。他市のように、市内を複数の地域に分けて、きめ細やかな事業計画をつくるように求めます。  次に、自立支援を押しつける大東市の「介護予防・日常生活支援総合事業」についてです。  要支援者に従来のサービスを利用させないという大東市の得意な総合事業は認定されたのに、サービスが使えない、デイサービスに行けなくなったなど、多くの困り事を生み出しています。ところが、そういった困り事には目を向けず、自立が進み、認定率の推移を見ると、全国、大阪府共に認定率が上昇し続けているのに対し、本市では認定率の抑制ができていると、認定率が下がったことを手放しで評価しています。さらに、従来のサービスを一層切捨て、ボランティアなどに移行していく方向を打ち出しています。こういった方向を転換し、必要な人が必要な介護サービスを受けることができるよう求めて、反対討論といたします。 ○大束真司 議長  ほかに討論はございませんか。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでございますので、これにて討論を終結いたします。  それでは、修正案、原案の順に採決いたします。  まず、修正案について、採決します。この修正案に賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立少数でございます。御着席ください。よって本修正案は否決されました。  それでは、原案について採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決でございます。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立多数でございます。御着席ください。よって議案第25号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第17、議案第26号「大東市水道ビジョンの変更について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。
     中村晴樹街づくり委員会委員長。 ◆9番(中村晴樹議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第26号「大東市水道ビジョンの変更について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○大束真司 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでございますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員でございます。御着席ください。よって議案第26号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第18、議案第27号「大東市基金条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  品川未来づくり委員会委員長。 ◆11番(品川大介議員) (登壇)過日の本会議におきまして、当未来づくり委員会に付託されました議案第27号「大東市基金条例の一部を改正する条例について」審査結果の御報告を申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案のとおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○大束真司 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでございますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員でございます。御着席ください。よって議案第27号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第19、議案第28号「大東市介護保険条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  品川未来づくり委員会委員長。 ◆11番(品川大介議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第28号「大東市介護保険条例の一部を改正する条例について」審査結果の御報告を申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、慎重に審査し、採決いたしました。  本件について、賛成多数で原案のとおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○大束真司 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。      〔「議長、動議」の声起こる〕  ただいま、あらさき議員から動議を提出する旨の発言がございました。  この際、動議の内容について説明を求めます。  資料を配ってください。      〔修正案配付〕  6番・あらさき美枝議員。 ◆6番(あらさき美枝議員) (登壇)議案第28号、大東市介護保険条例の一部を改正する条例について、これの趣旨説明を行います。  修正案は、今お手元に配付いたしております案文のとおりでございます。  さきの大東市総合介護計画でも御説明したとおり、準備基金の取崩し額を増額することにより、保険料引上げを行わないとする修正案を提出するものです。  第4条第1項第1号から第12号までの改正規定は負担増とした改定内容となっておりますので、その部分の改定規定を削る内容となっております。  なお、給与所得控除及び公的年金等控除を10万円引き下げる所得税法の見直しが介護保険料や保険給付の負担水準に関して、意図せざる影響や不利益が生じないよう、見直された規定についての改定については、市長提案に賛同いたします。  今回の修正案は、さきに同じような修正案を出したことによるパフォーマンスではないかという一部御批判をいただきましたが、それには値しません。私たち議員は市民の意見を議会で代弁し、行政を監視する重要な役割があります。それを全うするために修正案を提出いたしました。  なお、第8期大東市総合介護計画と、大東市介護保険条例は介護保険料率の改定におきまして、連動している関係にあり、条例が優位に立ちます。  以上、日本共産党の修正案の提案理由及びその概要でございます。何とぞ議員各位の御賛同をお願いし、修正案の趣旨説明を終わります。 ○大束真司 議長  ただいま、あらさき議員ほか1名から本案に対する修正の動議が提出されました。本動議の発議者は、地方自治法第115条の3に規定する議員数を満たしておりますので、本案と併せて、本動議による修正案を直ちに議題といたします。  本修正案については、先ほど動議提出議員からの説明をもって提案理由に代えさせていただきます。  ただいま動議提出議員に対する質疑を行います。      〔「なし」の声起こる〕  質疑もないようでございますので、質疑を終結いたします。  これより原案及び修正案に対する討論に入ります。明確にしてください、討論の立場をね。原案賛成・反対、修正案賛成・反対、よろしくお願いいたします。  原案及び修正案に対する討論をこれから行います。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでございますので、これにて討論を終結いたします。  これより修正案、原案の順に採決いたします。  まず、修正案について採決を行います。  本修正案に賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立少数でございます。御着席ください。よって本修正案は否決されました。  それでは、原案について採決を行います。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立多数でございます。御着席ください。よって議案第28号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第20、議案第29号「大東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  品川未来づくり委員会委員長。 ◆11番(品川大介議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第29号「大東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、慎重に審査を行い、採決いたしました。  本件について、賛成多数で原案のとおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○大束真司 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  6番・あらさき議員。 ◆6番(あらさき美枝議員) (登壇)議案第29号、大東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、反対討論を行います。  国民健康保険は2018年から大阪府統一となっており、6年間の経過措置が設けられました。2024年度には市独自の減免を廃止するなど、統一保険料とすることとし、大東市はその方針に沿って、早くも2021年度から府の統一保険料率にそろえるとしています。これによって、市民には約1億6,000万円の負担増となり、収入なし世帯でも年間2,600円の負担増を押しつけようというものです。  大東市は、給付に見合った保険税だと主張しますが、2020年度はコロナ禍で経済的な影響を受けての受診控えや、自粛によって医療給付は減少しています。医療給付が大きく下がる中、給付に見合った保険税だと主張し、負担増を押しつけるのは完全に矛盾しています。  御存じのとおり、国民健康保険へ加入している世帯は、高齢者世帯、コロナ禍で影響を受けた自営業やフリーランス、非正規雇用の方を多く含みます。8割が年収200万円以下という構成でもあり、負担の増加は許されるものではありません。  本市が試算したモデルケースを見ますと、夫婦と子供3人の家族では、所得200万円以下で法定減免されていても、年間30万円を超える保険税であり、特に子育て世帯には重い保険税となっています。令和4年度から国の施策として子供に係る国民健康保険料等の均等割額の減免措置の導入が予定されていますが、大東市は子育て世帯応援を看板としているにもかかわらず、そのかけらも感じられないのが国民健康保険行政です。コロナ禍で影響を受けた世帯にも、今回の負担増は大打撃となります。  余剰金の6億円を利用し、コロナ減免の継続、子育て世帯への市独自減免を求め、市民の生活を守るように求めます。  さらに、今後の厳しい財政を解決するためには、国庫負担の回復こそ必要であるということを国へ意見し、また大阪府へは統一化で市町村に強制やペナルティを持ち込ませないよう意見していくことを求めて、反対討論といたします。 ○大束真司 議長  ほかに討論はございませんか。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでございますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立多数でございます。御着席ください。よって議案第29号は委員長報告どおり可決されました。
     次に、日程第21、議案第30号「大東市営住宅条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  中村晴樹街づくり委員会委員長。 ◆9番(中村晴樹議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第30号「大東市営住宅条例の一部を改正する条例について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、賛成多数で原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○大束真司 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  16番・北村議員。 ◆16番(北村哲夫議員) (登壇)議案第30号、大東市営住宅条例の一部を改正する条例について討論いたします。  広域行政である大阪府が大規模事業として昭和20年代の戦災復興の住宅難を目的として行っていた住宅供給事業が平成8年の公営住宅法の改正に伴い、セーフティネットへと変遷しました。  大阪府においては、公営住宅の戸数は減らす計画を実行しており、また各基礎自治体においても、市営住宅は戸数を見極めながら減らす方向であります。大東市としても、基礎自治体としてセーフティネットである市営住宅の管理運営をしてきました。これは行政でしかできない公共福祉としての事業で、その性質により、運営管理経費は赤字となっています。大阪府営住宅の第2次移管分1,310戸を大東市が移管すれば、性質上、セーフティネットである住宅の管理運営が現在の1.5倍となり、財政負担が重くのしかかってきます。現時点では、府営住宅の実質収支は黒字と言われ、移管後30年まで計算した収支シミュレーションは累積収支で約最高91億円、最低で75億円の積立金を確保できると試算、さらに市町村交付金も35億円積み上がると言われています。  これまで出された資料の数値や、グラフ数値も微妙に変化し、信頼性は欠如しています。シミュレーションでは、建て替え時の余剰地の売却駅が含まれており、売却駅を含まないシミュレーションは試算されていません。含まない場合においては赤字に転換する場合があります。建て替えときまでは、黒字は確保できるが、建て替え後は起債償還で赤字が続き、都合の悪いデータは資料には出してきません。シミュレーションはあくまで仮想計算であり、そのデータを鵜のみしてはいけません。移管予定している団地の現在の建設総事業費や、また過去の建設事業費、既存の市営住宅の建て替え総事業費、起債償還の額や年数など、あらゆるデータを収集し、事業経費を全て計算し、収益と照らし合わせて大東市の財政規模でその事業が将来世代の負担にならないような運営ができるかをシミュレーションして行うべきです。  また、行政は公営住宅建設費、計画修繕費は国費2分の1が補助される甘い計算をしています。現在の補助率がそうであっても、今のコロナ感染症の社会情勢を見ても、経済状況は刻々と変化し、国家財政状況も変化するかもしれないといった財政面の危機管理をしっかりと考慮するべきです。  大規模な建て替え、修繕、維持管理が伴うセーフティネット事業を大東市が健全経営で持続することは困難であり、将来世代に重い負担を課すこととなると思います。  行政として最悪の事態を十分に考慮もせず、楽観視している答弁には説得力に欠け、黒字経営を実現できる担保はなく、一度移管してしまえば、後戻りできない事業で、慎重に慎重を重ね、目先の利益ではなく、百年の計として見据えるべきです。その信憑性に欠けるシミュレーションや各種データでは、過去の苦い経験を繰り返すことになり、将来的に大東市の財政運営が今よりもさらに厳しいものと判断し、移管を受けるべきでないとして、Jimin翔政会として反対討論といたします。 ○大束真司 議長  ほかに討論ございませんか。  5番・天野議員。 ◆5番(天野一之議員) (登壇)議案第30号、大東市営住宅条例の一部を改正する条例について、日本共産党議員団を代表して、反対の討論を行います。  問題点として、1つ、住宅セーフティネットの改善は、移管ありきの回答に終始した点です。実態では、公営住宅に応募しても当たらない、入れないという相談は年間通じて絶えることはありません。また、火災で自宅を失った方が市営住宅への一時入居を希望したが提供されなかった事例も発生しております。  私たち日本共産党議員団は、今後の大東市の住宅施策について、要望書を提出いたしました。主に住宅セーフティネットの拡充について、年間公募回数の増加や、災害時の入居を保障することなどを求めたものですが、本来の住宅施策としての反省はなく、あくまで府営住宅を移管した場合に実施できるなどの回答に終始しました。  2点目です。将来の公営住宅戸数確保及び既存市営住宅の改修、建て替えなど住宅マスタープランをはじめ、市内全体の公営住宅の計画が全く示されていない点です。今回の移管に伴う条例改正案は、寺川住宅、北新町住宅及び南郷住宅を令和4年4月の移管を前提とし、移管された住宅の管理を民間委託、いわゆる指定管理者制度ができるように位置づけることが主な内容となっております。既存の市営住宅と府営住宅の3次移管までを含めると、約3,700戸の公営住宅を大東市で抱えることになります。今後、大東深野住宅、深野園住宅、嵯峨園住宅、楠公園住宅など、老朽化や耐震性の問題により、既存の市営住宅の建て替え事業を要する状況が続いてまいります。財政的な負担は、建て替え事業に費やす労力も大きくなり、ようやく建て替えが終わった頃に、令和25年頃には寺川住宅、令和27年には朋来住宅と建て替えが必要になってきます。30年間継続的な財政負担が続くことを危惧いたします。  3点目に、移管によって行政の管理責任は担保できるか、自治会活性につながるのかも疑問を生じます。民間任せで責任の所在が不明確になる点が挙げられます。府営住宅では高齢化が進んでおり、移管によって若い方が流入し、活性化することが期待されています。しかし、高齢化などにより、自治会活動や、住民の共同活動など困難を抱えているのは、府営住宅だけでなく、全市的に同じような傾向が見られます。移管で解決できるものではありません。大東市は移管した場合の将来収支のシミュレーション、30年間では建て替え時に80%まで戸数を減らして、余剰地を寺川住宅では17.2億円、朋来住宅では66.3億円で売却することが黒字の収支を維持できることの前提となっております。2次移管で府営住宅を1,310戸、新たに受け入れる理由としては、住民の身近な基礎自治体が公営住宅を管理したほうがよいと説明されておられますが、注目されておりますもりねき住宅の管理さえ十分にできておらず、発生している問題に関して、終始大東市の責任を逃れる発言を繰り返されている状況がございます。本当に責任を持ってハンドリングをできるんでしょうか。私たちは、もりねき住宅の状況を見ても、府営住宅の移管はやる時期に、時期尚早だという判断をいたしました。  市の主張する目先のメリットにとらわれず、まずは住宅セーフティネットの充実を進めていくことを求めて、反対の討論といたします。 ○大束真司 議長  ほかに討論はございませんか。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでございますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決でございます。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立多数でございます。御着席ください。よって議案第30号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第22、議案第31号「大東市特別職非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  品川未来づくり委員会委員長。 ◆11番(品川大介議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第31号「大東市特別職非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について」審査結果の御報告を申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案のとおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○大束真司 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員でございます。御着席ください。よって議案第31号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第23、議案第10号「令和3年度大東市一般会計予算について」、日程第24、議案第11号「令和3年度大東市国民健康保険特別会計予算について」、日程第25、議案第12号「令和3年度大東市交通災害共済事業特別会計予算について」、日程第26、議案第13号「令和3年度大東市火災共済事業特別会計予算について」、日程第27、議案第14号「令和3年度大東市介護保険特別会計予算について」、日程第28、議案第15号「令和3年度大東市後期高齢者医療保険特別会計予算について」、日程第29、議案第16号「令和3年度大東市2駅周辺整備事業特別会計予算について」、日程第30、議案第17号「令和3年度大東市水道事業会計予算について」及び日程第31、議案第18号「令和3年度大東市下水道事業会計予算について」、以上、9件を一括議題といたします。  本9件に関し、所管の各委員長の報告を求めます。  まず、中村晴樹街づくり委員会委員長。 ◆9番(中村晴樹議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第10号「令和3年度大東市一般会計予算の所管事項について」、議案第13号「令和3年度大東市火災共済事業特別会計予算について」、議案第16号「令和3年度大東市2駅周辺整備事業特別会計予算について」、議案第17号「令和3年度大東市水道事業会計予算について」及び議案第18号「令和3年度大東市下水道事業会計予算について」、以上5件の審査結果を御報告申し上げます。  本5件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  まず、議案第10号及び議案第16号については、賛成多数で原案どおり可決すべきであると決しました。  次に、議案第13号、議案第17号及び議案第18号については、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○大束真司 議長  次に、品川未来づくり委員会委員長。 ◆11番(品川大介議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第10号「令和3年度大東市一般会計予算の所管事項について」、議案第11号「令和3年度大東市国民健康保険特別会計予算について」、議案第12号「令和3年度大東市交通災害共済事業特別会計予算について」、議案第14号「令和3年度大東市介護保険特別会計予算について」、及び議案第15号「令和3年度大東市後期高齢者医療保険特別会計予算について」、以上5件の審査結果の御報告を申し上げます。  本5件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、慎重に審査を行い、採決いたしました。  まず、議案第10号、議案第12号及び議案第15号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきであると決しました。  次に、議案第11号及び議案第14号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○大束真司 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論については、議案第何号についての討論を行うかを発言し、反対、賛成の交互にお願いいたします。  討論はございませんか。  5番・天野議員。 ◆5番(天野一之議員) (登壇)議案第10号、令和3年度大東市一般会計予算、日本共産党議員団を代表いたしまして、反対討論を行います。  まずは、コロナ感染拡大の懸念が続くことが十分予想される中、総予算額は8.9%の増額ですが、民生費の構成比が減少に、令和3年度成すべきは、市民を感染から守り、感染拡大で影響を受けた暮らしを支える予算編成であるべきであるということです。令和3年度の当初予算、前年度当初の予算額に比べ8.9%増、40億4,981.6万円増の497億6,288.9万円となっています。歳出の構成比より、総務費が1.52%増の11.5%、57億2,080.2万円で、市民理解や進め方に問題の多い公民連携推進や、北条まちづくり推進事業には引き続き予算をつぎ込むことには見直しをするどころか、課題を抱えたまま計画を進める方針は問題と言えます。  また、感染拡大を受け、再延期や中止も含め、実施の在り方について、真剣な議論、判断を要するオリンピック・パラリンピックを活用した地域活性化事業に9,107万円をつぎ込むなど、昨年の計画同様のものを状況変化に弾力性を欠いたまま実施に突き進む危機感の欠落した内容に受け取られます。  また、土木費も1.59%増の81億9,533万円と、増額予算が継続しています。特に、野崎・四条畷駅周辺事業の33億1,586万円では、野崎駅橋上化と四条畷駅東側のペデストリアンデッキ整備工事における住民の要求を反映しないまま、当初計画のまま多額の予算を講じての進めるやり方には見直しを求めていきます。  一方、コロナ感染拡大の今後の動向が依然懸念される中、健康福祉を保障する予算を重要視すべきであると考えますが、衛生費構成比は0.9%の増にとどまり、37億円、そして民生費構成比はマイナス3.1%減の216億9,042万円、コロナ感染の対策も国からの臨時交付金を当て込む増額とも捉えられ、国の動きに左右される結果に懸念が生じます。市独自の支援予算、施策がより必要とされる情勢が今度の3年度ではないでしょうか。  今議会において提示した生活困窮、生活保護に関する対応で、人権侵害、越権行為とも取られることがありました。このことを改めることを求め、生活支援に関する各制度において、市民の声に寄り添い、市民生活の保障を第一に行う大東市の施策と執行に対する予算編成が必要であることを申し上げて、反対の討論といたします。  引き続きまして、議案第16号、令和3年度大東市2駅周辺整備事業特別会計予算に対して、日本共産党議員団を代表して、反対の討論を行います。  コロナ禍を経験し、生活様式や価値観が変わる中、大東市政も原点に戻って、引き戻して反省すべきところ、そして発展・飛躍できることがあると私たちは考えます。現資本主義の中で発達してきた生産力や技術は全ての人々が余すことなく恩恵を受ける必要があります。しかし、シビアに科学的な事業予測もしながら政策決定をしていくときであると考えます。  今や、駅前の開発で地域経済の活性化を図るのは困難な時代です。最少のコストで最大の満足度のある公共サービスを提供するためには、市民の声をしっかり聞いて、税金の使い道を決定していくことが必要です。  大東市は平成25年から10年計画で100億円の予算で野崎駅・四条畷駅の駅前開発の計画を進めています。私たち日本共産党議員団の具体的な提案は、以下の4つです。まず1つは、ペデストリアンデッキ、これを信号機つきの横断歩道へと変更していく、そして2つ目は、3階建ての鉄筋駐車場については、平面のまま屋根をつけて、段差の上り下りなどをなくしていく、そして3つ目は西側駐輪場を縮小して、縮小分は東側へもつくるということも私たちの提案です。  コロナ禍で経済は著しく悪化しました。今必要なのは、市民生活を直接温める政策です。そんな中、東坂市長は歳入を増やし、歳出を減らしていくともされております。日本共産党議員団は、歳出を減らす部分で無駄な公共事業の縮小を求めます。また、四条畷駅前開発については、市民ニーズに即した開発へ抜本的な見直しを求め、反対の討論といたします。 ○大束真司 議長  ほかに討論はございませんか。  7番・酒井議員。 ◆7番(酒井一樹議員) (登壇)議案第10号、令和3年度大東市一般会計予算について、公明党議員団を代表して討論をいたします。  新型コロナウイルスとの闘いは1年を超えました。3月に入り、新規感染者が下げ止まりの様相を見せ、さらには微増の可能性もうかがえます。感染の再拡大や、感染力が強いと言われる変異株の拡大が危惧をされております。今後も警戒を緩めることなく、感染防止に万全を期していかなければなりません。市内の最大の願いは、コロナ禍の一刻も早い収束であります。その時期に応え、そして希望に満ちたポストコロナの新時代を構築していくことには、大東市として必要な予算の確保であります。  行政として、コロナ禍などの様々な困難から市民を守り、安全・安心の大東市をどう実現をするのか、そのための重要な当初予算となりました。代表的なものを申し上げます。  まずは、新型コロナの早期収束の鍵を握る4月からスタートするワクチン接種であります。様々な準備が進められていますが、会場の確保、接種記録のシステムの運用など、課題は様々あります。公明党議員団で、国会議員より届けられた最新の情報についても、可能な限り、保健医療部へ提供してまいりましたが、何としてでも、この事業を無事に遂行していかなければなりません。  次に、防災対策事業においては、適正な備蓄物資の配置をお願いをいたします。防災ラジオについては、東部地域、山間部への受信状況を速やかに確認し、配備をお願いをいたします。  併せて災害時のインフラダメージを想定し、避難所となる中学校体育館へのエアコン設置は必須事項となるものであります。  そして、大東市の魅力づくり事業については、三好長慶、飯盛山城跡を含む様々な魅力を生かした取組を踏まえ、発信をしていただきたいと思います。大東市広域にわたる魅力を踏まえての宣伝も抜かりなく努めていただきたいと思います。  そして次に、市内企業DX推進事業については、本来、企業へのアドバイスにとまるものではなく、計り知れない可能性を見据えなければなりません。また、それと併せて庁内のDXも加速していく必要があります。DXは無限の可能性を秘めたものであります。ペーパーレス化もDXの範囲でございます。クラウド化も、もちろんDXの範囲でございます。  行政改革推進事業については、RPAのみならず、もっと幅広い方向へと進み、時代の変化をつくり上げていくことが必要であります。  そして、新庁舎整備推進事業については、あるべき姿の行政を念頭に、ほかのエリアでの建て替え、現地建て替え、現建屋での耐震のみ等、それぞれの整備パターンを比較し、納得のいく方向で新庁舎整備推進事業については、あるべき姿の行政を念頭に、ほかのエリアでの建て替えそして納得いく方向を示す必要があります。  そして北条まちづくり推進事業に関しては、morinekiのまちびらきを経て、市内を問わず関心を寄せていただいております。様々な角度からのお声がたくさんありますが、よりよい大東市の未来をともどもに構築していきましょう。  野崎駅・四条畷駅周辺整備事業では、魅力ある都市、エリア価値を上げる絶好の機会でございます。  そして、GIGAスクール推進事業では、インフラ整備、研修を通した教員への指導力強化、各協議体との連携強化が重要であり、さらには保護者様への丁寧な説明などを通して、揺るぎない事業体制の構築を図らないといけません。  また、コロナ禍では社会的に弱い立場の人や中小企業にしわ寄せが及んでいます。こうした方々への支援の拡充、また全市民給付事業の実現も今後の補正予算化を見越し、引き続き公明党議員団として声を上げてまいります。  以上の内容により、今議会において当初予算を成立をさせていただき、さらには令和3年度の第1次補正予算と合わせた執行ができるようお願いをいたします。
     4月から新しい組織体制において、スムーズな事業の進行を求め、賛成討論といたします。 ○大束真司 議長  ほかに討論はございませんか。  6番・あらさき議員。 ◆6番(あらさき美枝議員) (登壇)議案第11号、令和3年度大東市国民健康保険特別会計予算について、反対討論を行います。  令和3年度から大阪府保険料率へ統一することによる大幅な負担増についての反対討論はさきの条例改定で述べたとおりであります。コロナ禍で打撃を受け、その影響が改善しない状況の中、さらなる負担増は二重の苦しみを押しつけるものになります。負担増が行われる中、国保事業の大事な部門である特定健診やがん検診について、繰り返し充実を求めていますが、今年度も動きは見られません。それどころか、国がガイドラインを変更したとして、胃がん検診の対象年齢を40歳以上から50歳以上へ引上げ、1年に1回を2年に1回へと後退させている実態は許されるものではありません。受診率は乳がん検診が11.6%、子宮がん検診は12.4%と、国の受診率の30%の約3割にとどまっており、非常に低くなっています。がん検診の無償化を実施し、受診率の向上に努めることを求めます。  また、特定健診では、他市では多くが実施している心電図の追加など、健診項目の充実を求めます。  次に、令和2年度末、約6億円の余剰金が発生していることについて、大東市は滞納分の収納活動を活発に行ったことが余剰金発生の理由としました。「コロナ禍で無理な納付を約束させられた」、「仕事が減って払えない」という御相談をたくさん受けました。少なからず、保険収納課では柔軟な対応はうかがえました。しかしながら、大東市では短期保険証や、資格証明書の発行など、制裁率は滞納世帯の約4割に上っています。それによって、全国では受診抑制による重症化、死亡事例が発生しています。国民健康保険税滞納者に対する差押さえは2005年、国が収納対策緊急プランなどで取立て強化を指示して以降、急増し、10年間で3倍、約35万件に上ります。生活が苦しくて、国民健康保険税を滞納した人が銀行に振り込まれた給与や年金を差し押さえられ、さらなる窮迫にと追い込まれる事例も各地で起こっています。コロナ禍で失業や病気、事業の不振などで国民健康保険税が払えなくなった加入者に行政が追い打ちをかけ、さらなる貧困にたたき落とすようなことがあってはなりません。滞納者の生活実態をよく聞いて、親身に対応する相談、収納活動を行って、市民生活を守っていただくことを求めまして、反対討論といたします。 ○大束真司 議長  ほかに討論はございませんか。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでございますので、これにて討論を終結いたします。  これより順次採決いたします。  最初に議案第10号「令和3年度大東市一般会計予算について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立多数でございます。御着席ください。よって議案第10号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第11号「令和3年度大東市国民健康保険特別会計予算について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立多数でございます。御着席ください。よって議案第11号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第12号「令和3年度大東市交通災害共済事業特別会計予算について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員でございます。御着席ください。よって議案第12号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第13号「令和3年度大東市火災共済事業特別会計予算について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員でございます。御着席ください。よって議案第13号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第14号「令和3年度大東市介護保険特別会計予算について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立多数でございます。御着席ください。よって議案第14号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第15号「令和3年度大東市後期高齢者医療保険特別会計予算について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員でございます。御着席ください。よって議案第15号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第16号「令和3年度大東市2駅周辺整備事業特別会計予算について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立多数でございます。御着席ください。よって議案第16号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第17号「令和3年度大東市水道事業会計予算について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員でございます。御着席ください。よって議案第17号は委員長報告どおり可決されました。  最後に、議案第18号「令和3年度大東市下水道事業会計予算について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員でございます。御着席ください。よって議案第18号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第32、議案第33号「令和3年度大東市一般会計補正予算(第1次)について」の件を議題といたします。  本案に関し、所管の各委員長の報告を求めます。  まず、中村晴樹街づくり委員会委員長。 ◆9番(中村晴樹議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第33号「令和3年度大東市一般会計補正予算(第1次)の所管事項について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、賛成多数で原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○大束真司 議長  次に、品川未来づくり委員会委員長。 ◆11番(品川大介議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第33号「令和3年度大東市一般会計補正予算(第1次)の所管事項について」審査結果の御報告を申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案のとおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○大束真司 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  2番・杉本議員。 ◆2番(杉本美雪議員) (登壇)議案第33号、令和3年度大東市一般会計補正予算(第1次)について、公明党議員団を代表し、賛成の立場で討論を行います。  この追加補正は、国の3回目となる新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金4億4,303万6,000円を含む4億4,783万5,000円です。地方創生臨時交付金は、コロナウイルス感染拡大防止や、影響を受ける地域の実情に応じた事業や地域の活性化など、広く活用できる国債補助金ですが、今回、大東市で活用される事業としては、コロナウイルスワクチン接種に協力いただく医療従事者や医療機関に対する補助を行う、新型コロナワクチン接種経費1億920万円、国の雇用調整助成金を申請されている事業所への追加補助となり、大東市雇用維持助成金、給付金1,486万2,000円、また、ゼロ歳から2歳児の無償化に当たらない世帯への給付、施設型給付地域型保育給付費3,750万円、クラスター発生の可能性のある施設の従事者への給付、大東市保育関連事業従事者応援給付金6,750万円、昨年市独自の小・中学生への給付事業などに当たらなかった、高齢者、障害者への生活応援としてギフト券を送付する高齢者、障害者生活支援事業2億1,077万3,000円、そして地域活性化対策であるオリンピック・パラリンピックを活用した地域活性化事業500万円となります。  今、最も重要なワクチン経費の助成については、ワクチン経費に係る費用は1人につき2,272円で、これだけでは不足は補えず、大変厳しい状況です。  そのため、今回の補助金はワクチン接種に御協力いただく医療関係者へのプラスの有効な経費となります。ワクチン接種事業は、現在医療従事者より先行接種が始まっておりますが、市町村へのワクチン供給において遅れており、具体的な日程が示せない状況であり、接種券の送付に支障が出ていますが、公明党として、毎週ワクチンに関する会議を行い、市町村を抱える課題について集約を図っています。その最新の情報を地域保健課へお知らせしています。大東市ではワクチン接種について、集団接種会場が3か所、病院やクリニックでの接種は31か所となっています。市民に対しても、安心・安全のワクチン接種事業となるようお願いいたします。  高齢者、障害者生活支援は、昨年の小・中学生世帯への市単費の給付とともに、考えられましたが、見送られ、今回のギフト券送付となりました。  長引くコロナ生活への応援経費として有効な手段であり、平等を確保した事業です。生活支援の必要性は高まっています。全市民に向けた給付事業も考えていくべきであります。酒井幹事長の代表質問では、東坂市長もその可能性について前向きに検討するとの答弁をいただきました。  昨年11月の大東市内店舗応援商品券事業での混乱は、運営に関しての不満もあったものの、多くの市民が少しでも生活の足しにできるなどとの思いが表れた結果であります。事業自体の目的は年末を越せない、商業、店舗の応援事業でした。その目的は達成されました。今後、地方創生臨時交付金の追加の可能性もあります。その際、市民生活に目を向けた市民応援事業の実施を強く求めて、議案第33号、追加補正予算への賛成討論といたします。 ○大束真司 議長  ほかに討論はございませんね。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでございますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決でございます。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員でございます。御着席ください。よって議案第33号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第33、議会議案第2号「大東市議会委員会条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  提案者から提案理由の説明を求めます。  14番・石垣議員。 ◆14番(石垣直紀議員) (登壇)ただいま上程されました議会議案第2号「大東市議会委員会条例の一部を改正する条例について」、提案理由の御説明を申し上げます。  本案は、令和2年12月定例月議会において可決されました大東市長の内部組織の設置及び分掌事務に関する条例の一部改正により機構改革が実施されることに伴い、該当条文の変更を行うものです。  主な改正内容は、第2条第1項の表、街づくり委員会の項中、「戦略企画部及び農業委員会」を削除し、「街づくり部」を「都市整備部」に改め、同表、未来づくり委員会の項に「産業・文化部及び農業委員会」を加えるものです。  なお、この改正条例の施行日は、令和3年4月1日としております。  以上、よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ○大束真司 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第2号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      〔「異議なし」の声起こる〕  御異議なしと認めます。よって議会議案第2号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでございますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員でございます。御着席ください。よって議会議案第2号は原案のとおり可決されました。
     次に、日程第34、議会議案第3号「大東市議会の議決すべき事件を定める条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  提案者から提案理由の説明を求めます。  14番・石垣議員。 ◆14番(石垣直紀議員) (登壇)ただいま上程されました議会議案第3号「大東市議会の議決すべき事件を定める条例の一部を改正する条例について」提案理由の御説明を申し上げます。  本案は、本定例月議会に上程され、先ほど可決されました議案第21号「大東市総合計画の基本構想及び基本計画並びに大東市まち・ひと・しごと創生総合戦略の変更について」により、総合計画の体系において基本構想及び基本計画をなくすに当たり、所要の改正を行うものです。  改正内容は、第2条第1号中の「基本構想及び基本計画」を削るものです。  なお、この改正条例の施行日は、令和3年4月1日としております。  以上、よろしく御審議いただきますようお願いを申し上げます。 ○大束真司 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第3号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      〔「異議なし」の声起こる〕  御異議なしと認めます。よって議会議案第3号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでございますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員でございます。御着席ください。よって議会議案第3号は原案のとおり可決されました。  次に、日程第35、議会議案第4号「大東市インターネット上の誹謗中傷等の防止及び被害者支援に関する条例について」の件を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  提案者から提案理由の説明を求めます。  14番・石垣議員。 ◆14番(石垣直紀議員) (登壇)ただいま上程されました議会議案第4号「大東市インターネット上の誹謗中傷等の防止及び被害者支援に関する条例について」提案理由の御説明を申し上げます。  本条例は、インターネット上の誹謗中傷等の防止及び被害者支援に関して、市の責務並びに市民及び議会の役割を明らかにするとともに、これらの施策の基本となる事項を定めることにより、これを推進することを目的として制定するものです。  本条例案は、前文及び10条の条文から成り、前文では、「市民一人一人が、表現の自由に配慮しつつ、インターネットの恩恵を享受できる、安全で安心な社会を実現することを目指す」と明記しております。  また、第1条に目的、第2条に用語の定義、第3条から第5条の市の責務並びに市民及び議会の役割、第6条に連携協力、第7条に基本的施策、第8条にインターネットリテラシーの向上、第9条に相談支援体制、第10条に市民の理解の増進について、それぞれ規定をしております。  なお、本条例の施行日は、令和3年4月1日としております。  以上、よろしく御審議いただきますようお願いを申し上げます。 ○大束真司 議長  これより質疑に入ります。  13番・光城議員。 ◆13番(光城敏雄議員) (登壇)この条例案はいいことやと思います。ところが、非常にということにはまだまだ時期尚早というんですか、もうちょっと待ってはどうですかという私の考えとともに質問をさせていただきます。  誹謗中傷はよくないことです。また、この条例の中には行為者、それから被害者、それから書くところ、書かれるものに伴って良心が奪われる可能性があるということなんですけども、誹謗中傷ということと、もう一つは批判という考え方があります。私は専ら行政批判ということで、ずっとここの場で16年間生きさせていただいております。ですから、書くものによりましては、書かれた人が誹謗中傷と捉えても、欠いた人が批判だというふうに書く場合があろうかと思います。  ここで質問です。  その場合、誰がどのように判断して、どのように考え方を持って、どのように審判、その決断をするのかということですけども、ここ、なぜ私がこういう質問をするかというと、もう少しすると、この件に関しまして、法律ができると。法律ができることによって、もう少し固いものになっていくと。この条例におきましては、随時、もっともっとたくさんの逐条ということで掘り下げた議論なり、掘り下げた考え方、掘り下げたいろんな資料があるんでしょうか。そのことをお聞きしたいとともに、共にというか、最初に申し上げた誹謗中傷と批判というのは、どのように考えられてるのでしょうか、お聞きします。  あと2つは、また2つの考え方でお聞きします。 ○大束真司 議長  ただいま光城議員から質問ございましたが、議会議案の提出でございます。よって、この議員の中から、例えば提案者の中から、この質問を受けられる方にお願いをしたいと思いますが、いらっしゃいますでしょうか。  14番・石垣議員。 ◆14番(石垣直紀議員) (登壇)それでは、お答えさせていただきますけれども、いろいろ危惧されてるところは、何となく自分なりには理解したんですけども、やっぱりこれ表裏一体なのが中傷かどうかということをおっしゃってましたけど、やっぱり判断というのは、人の捉え方というのはもちろんあると思うんですけれども、その中で、確かに表現の自由というんでしょうかね、表現の自由というところの観点からすれば、やっぱりこれは憲法上、保障されるものでも、もちろんありますし、ただ表現の自由に対する配慮をこの条例ではうたってるんですけれども、本条例の案の中では、表現の自由は侵害するものではないと考えてるので、そこまで光城議員が危惧するような踏み込んだ条例ではないと思っております。 ○大束真司 議長  13番・光城議員。 ◆13番(光城敏雄議員) 今お答えしていただきましたけども、なかなかしっかりと私たちが考え方を持っておらないと、新しい条例ですので、いろんな世間の悪者にもてあそばれる可能性があると思います。私たち以上に、非常に賢くて悪いやつはいっぱいおります。例えば、クラッカーという、コンピューターを悪く操作する人間がおって、この場合、私は条例の中に行為者という言葉に使ってしまいましたけれども、本当ならば加害者ということでもって、警察的に取り締まると、国際的にも取り締まるという方向に持っていかなければなりません。ですから、私申し上げましたように、法律ができてから、警察権力をもって行為者、加害者を取り締まるという方向にしていただきたいと思うわけです。条例だけですと、悪いやつが操作して、被害者が強弁、つまり私はとっても被害を受けましたということを申し上げて、救済してくださいというただの劇をつくってしまう可能性があります。それにもっとおもしろがる人が出てきたら、実際出てきても、行為者が、悪いことをした人がどこかへ逃げてしまう、ただ、例えばマスコミをにぎわすだけに終わってしまうという可能性もあります。  ですから、今申し上げましたように国家権力における警察権をしっかりと背後に置きながら、みんなを守っていけるということでやっていかないといけないと思います。  3つ目の質問はまた後で考えます。 ○大束真司 議長  ただいま光城議員から再度の質問がございました。  これに対して提案者の皆様から答えていただける方はいらっしゃいますか。  14番・石垣議員。 ◆14番(石垣直紀議員) 今、光城議員がおっしゃっているというか、やっぱり危惧されてることって、非常に正論でもあると思いますね。別に慌てなくても、国のほうでこれから施策に打って出ると言ってることを、なぜあえて一地方自治体というか、議会で、こういった提案をするのかというのも一理あると思うんですけれども、それと、今おっしゃってた、結局、インターネットに関する、今はやりの言葉ですが、リテラシーというか、結局使い方なんですよね、これ結局。だから、その使い方というのが光城議員おっしゃるように、まだちょっと浸透し切ってない、何が正しくて、何が間違ってるのか、なかなか、誰が測れるかというたら非常に難しいと。訴訟にならんと最終的には結果が出ないと思いますけれども、これはまあ、大東市の市議会として、諮問会議も開きましたし、議論もある程度深めたと認識の上に提案してるわけですから、もちろん、皆さん自由じゃないですか、別に賛成しようが、反対しようが、それは本当の、光城議員自由ですから、御自由に。ただ、提案はさせていただきます。よろしくどうも。 ○大束真司 議長  11番・品川議員。 ◆11番(品川大介議員) 今、代表提案者から、諮問会議の話が出ましたので、諮問会議の取りまとめをさせていただきました者として一言補足をさせていただきたいと思います。  光城議員が言われるような懸念も重々あろうかと思います。ただ、それはあくまでも警察権力または司法の判断によるものであるというふうに認識をしております。あえて、加害者と入れずに行為者とさせていただいたのは、要は、もちろん司法の判断または警察の判断とは別に、人権宣言都市大東市として、まずは相手を思いやって、要はそれが批判であろうが、誹謗中傷であろうが、やはり相手を思いというか、心配りをして発言をするというところが一番重要なのではないかというところに基づいて、このリテラシーという形でつくらせていただいたわけでございます。  ですので、もちろん警察権であったりとか、司法という判断は、あくまでも加害者という形、被害者という形での認識はもちろんあろうかと思いますけど、あくまでも例えば、大阪で言うならば、「あほう」と言ったら、それが要は誹謗中傷に当たるかといったら、なかなか当たるか当たらないか、判断が難しいところでございます。しかしながら、それが100回繰り返されたりとかしたときに、それが誹謗中傷なのか、またしては冗談なのかというのを、やはり捉え方1つで違ってくるものが多くあろうかと思います。しかしながら、受取者が、それをやはりやめてほしいと思ったりとか、しかしながらなかなか発言できなかったり、インターネットという場で、発言力であったり、発信力の違いというものも多くあろうかと思います。そういうことが1つでも、1人でも減るような、心が痛むようなことがないような条例にしたいなということが諮問委員会全員の意見でございましたので、あくまでもこういう理念的なこと、要は警察権力大東市は持っておりませんので、ただ、警察への連携であったりとか、または法テラスであったりとか、様々なところの相談との連携というところはうたわせていただいておるというふうに認識しておりますので、そこが重要な点かなというふうに思っております。  特に、青少年の件も書かせていただいております。いじめ、大東市総合教育会議でも市長が述べていたように、インターネットリテラシーの問題も、いじめと認識されるかどうかが問題ではなくて、いじめと認識されようが、されなかろうが、やはり行為者であったりとか、被害者がそういう行為者とか被害者という関わりにならないように配慮していくことこそが重要なのかなというふうに思っておりますので、その辺、そういう思いで諮問委員会としては答申を出させていただいたつもりでございます。  以上、補足でございました。ありがとうございます。 ○大束真司 議長  13番・光城議員。 ◆13番(光城敏雄議員) あまり1問目と2問目の私の質問の内容を分かっていただけないと思いますけどもね、その辺について、ちょっと曖昧な回答であるということを思っております。  初めから申し上げてるように、この被害者ということの、もちろん品川議員がおっしゃったように、被害者の気持ちというのは一番大事なことであります。1番目に申し上げたのは、批判ということと誹謗中傷は違うんですよと。その判断をどこでするんですかということですので、それに伴って、2問目は、狂言ということがあり得ると、うそを言って、インターネット上で流れて、それを私たちは判断しなければならないという状況なので、これにおいては、警察にお願いするような法の成立を待ってくださいと言ってるわけです。  3問目の問題定義なんですけども、ちょっと難しいかもしれませんけども、これはプロバイダーに書く、つまり壁に何かを書くのと同じで、今度はプロバイダーの問題があります。それで、今の段階では、例えばユーチューブであるとか、インターネットのツイッターであるとか、そういうところで問題になっておりますけども、今、私たちはそこでどうやって、そこに書かんといてくれということをどうやって申し上げるのか、つまり管理者、それからプロバイダーに対してどのような私は意見を申し上げることができるかによって、被害者たる人を保護できるわけですね。条例をつくる以上は、その人たちに意見を申し上げないと意味がないわけです。ただ、「皆さん方、よい心を持ちましょうね」だけでは通じないわけです。私たちは、使命として、「条例をつくる以上は被害者にちゃんと保護しますよ、どういうふうになりましたか」という、おいてのちゃんとした私たちは考え方を持たないといけないわけです。ところが、今問題になっているのは、例えばユーチューブでありますと、自殺という言葉を何回も繰り返しちゃうと、それがロボット化によって消されてしまうんです。その問題を今から言おうと思ってるんですけど、なかなか通じないようですけど。というのはつまり、私たちがしっかりした表現の自由の下に、自殺ということを考えていこうとして、一生懸命その言葉を繰り返すことによって、重要な問題を持ってるというか、良心を主張してるのにそれを消される問題があるわけです。だから、私たちは安易にインターネット上の誹謗中傷ということを簡単に掲げることはできないと。ですから、法令を待ってしましょうという、そうした主張であります。  まず聞きますわ、プロバイダー、管理者に対して、私たちはどのような通告なり、お願いなり、何か物申すことができるんですか。 ○大束真司 議長  暫時休憩いたします。      午後3時05分休憩       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午後3時10分再開 ○大束真司 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  それでは質疑を終結させていただきます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第4号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      〔「異議なし」の声起こる〕  御異議なしと認めます。よって議会議案第4号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでございますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立多数でございます。御着席ください。よって議会議案第4号は原案のとおり可決されました。  次に、日程第36、決議第1号「障害者福祉対策のさらなる強化を求める意見書について」を議題といたします。  提案者から提案理由の説明を求めます。  障害のある人が安心・安全に生活できる大東市を目指す特別委員会北村委員長。 ◆16番(北村哲夫議員) (登壇)ただいま議題となりました決議第1号「障害者福祉対策のさらなる強化を求める意見書について」の提案理由を御説明申し上げます。  障害者差別解消法の施行による合理的配慮の推進や、障害者総合支援法の改正等による地域社会における共生等の法的整備が進む中、障害のある人を取り巻く現実は目に見えて改善しているとは言い難い状況であります。  本市議会においては、平成29年3月に障害のある人が安心・安全に生活できる大東市を目指す特別委員会を立ち上げ、議論を重ねてまいりました。この議論等をまとめ、国において次の事項につき、取組の推進を強く求めるものです。  1、障害福祉サービスに関する事業継続、事業推進において不可欠である人材の確保のため、さらなる処遇改善を求め、職員の確保や、そのための賃金等の待遇改善に早急に取り組むこと。  2、障害のある人の地域移行を推進し、地域で安心して暮らせるグループホーム等の住まいの確保のため、補助金制度のさらなる充実を図ること。  3、医療的ケアを必要とする者及び児童に関しては、その必要性に対し、地域における十分な体制が取れていないことから、受入れ促進のための体制の整備や、包括的支援の充実を国の責任において進めること、以上のとおりであります。よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○大束真司 議長  本件については、質疑を省略いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでございますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員でございます。御着席ください。よって決議第1号は原案のとおり可決されました。  次に、日程第37、特別委員会報告についての件を議題といたします。  本件に対し、報告を求めます。  最初に、大東市の市庁舎建て替えに関する特別委員会、中河委員長。 ◆17番(中河昭議員) (登壇)大東市の市庁舎建て替えに関する特別委員会について、御報告いたします。  本特別委員会は、前身の市役所庁舎の建設・整備に関する調査・研究特別委員会が平成25年12月に設置されて以降、委員会協議会を含めて計22回開催しており、来たる3月29日に次回の特別委員会を開催し、進捗状況及び今後の予定について協議することといたしております。  なお、本特別委員会では、庁舎整備の検討状況について、理事者から提出された資料に基づき協議を重ねているところです。また、具体的な庁舎像などにつきましても、さらに議論を深める必要があると考えております。
     以上、報告を終わります。 ○大束真司 議長  次に、大東市の教育に関する特別委員会、児玉委員長。 ◆3番(児玉亮議員) (登壇)それでは、大東市の教育に関する特別委員会について御報告をいたします。  当委員会の開催は、令和3年2月15日に開催いたしました。  検討内容について説明いたします。  図書館運営の現状と、今後の取組についてを議題とし、まちづくりとしての市立図書館の役割や、教育の充実に向けた図書館の役割について積極的に質疑応答を交わしました。  また、当委員会から要望書を提出させていただく予定となっていることも併せて御報告させていただきます。  以上、当委員会からの報告とさせていただきます。 ○大束真司 議長  次に、大東市の交通課題に関する特別委員会、酒井委員長。 ◆7番(酒井一樹議員) (登壇)それでは、大東市の交通課題に関する特別委員会の報告をさせていただきます。  今年度は3回にわたり特別委員会を開催いたしました。現在、更新されている公共交通基本計画の基本骨子を作成し、大学教授や交通事業者、市民の代表、警察、道路管理者などで構成される大東市地域公共交通会議において進めていくべき施策などの検討を行い、パブリックコメントを経て、間もなく完成予定であるということをお聞きをいたしました。  平成13年から35人乗りのコミュニティバス、そして平成30年度には5人乗りの東部乗合タクシー、そして平成31年度には9人乗りのワゴンタイプのコミュニティバスと、3つの公共交通が運行されております。  しかし、空白地域があるのも現状でございます。各委員の空白地域の考え方や、今後の公共交通の課題について、様々な意見交換をさせていただきました。  以上、報告といたします。 ○大束真司 議長  次に、障害のある人が安心・安全に生活できる大東市を目指す特別委員会、北村委員長。 ◆16番(北村哲夫議員) (登壇)それでは、障害のある人が安心・安全に生活できる大東市を目指す特別委員会について御報告いたします。  本特別委員会は、第1回、平成29年4月18日を最初に、その後、令和3年2月8日まで、合計9回開催いたしました。  開催内容について御説明いたします。  平成29年度に実施しました第1回、第2回におきましては、障害者差別解消法施行後の本市での今後の啓発活動や、事業展開について意見交換を行い、当事者のニーズ等の把握のため実施しましたアンケート結果について中間報告を受けました。  平成30年度に実施しました第3回及び第4回につきましては、障害者差別解消法に関する市における取組と各自治体の先進事例について報告を受け、より議論を深めるため、出前特別委員会協議会を開催し、市内の障害者団体より参考人としてお越しいただき、直接当事者のお話を聞かせていただきました。  第5回では、参考人としてお越しいただいた方から意見集約と、障害者差別解消法の合理的配慮についての事例を基に、市より報告を受けました。  平成31年度に実施しました第6回におきましては、バリアフリーに係る本市の現状及び将来に向けての取組、並びに障害者差別解消法に係る啓発についての報告があり、庁内啓発の一環として、筆談ボードの設置や、民間事業者への啓発として、研修の開催が挙げられました。  今年度実施しました第7回におきましては、大東市障害福祉計画(第5期)が令和2年度で満了することに伴い、令和3年度から令和5年度までの大東市障害福祉計画(第6期)の策定について、計画の位置づけ・策定内容についての説明を受けました。  第8回におきましては、当該計画の策定に当たって実施した市民アンケート、事業所・団体アンケートの結果報告を受け、意見交換を行いました。  また、特別委員会を通じ、障害福祉サービスの推進を図るために、次の3点について課題が浮き彫りとなりました。  1つ目が、事業所における職員確保の問題や、そのための賃金等の待遇向上が必要であること。  2つ目が、障害のある人の地域移行の推進のため、地域で安心して暮らすためのグループホーム等の住まいの確保の充実に関して、さらなる補助が必要であること。  3つ目が、医療的ケアが必要な方や児童について、地域における受入れ体制が十分でないことや、介助をする家族側の負担が大きいことから、受入れ促進に係る体制の整備を図り、地域で安心して生活するための適切な支援の充実を図っていく必要があること。  これらは、国レベルの課題であると考えられるため、本特別委員会における委員長提案として、国に対して取組の推進を求める意見書として取りまとめ、3月定例月議会に提出する提案をさせていただきました。  第9回におきましては、大東市障害福祉計画(第6期)の策定に当たっての意見反映等の報告を受けるとともに、第8回におきまして、委員長提案をさせていただいた意見書について、意見交換を行い、障害者福祉対策のさらなる強化を求める意見書として、特別委員会より本定例月議会に諮り、国に対し提出することとなりました。  先ほど決議を皆様には賛同いただき、ありがとうございました。  また、本特別委員会につきましては、障害福祉計画及び意見書に係る協議を経て、一定の活動の区切りできたものと考えており、本特別委員会を廃止する方向で全会一致で了承を得ております。  以上、当委員会からの報告とさせていただきます。 ○大束真司 議長  最後に、大東市の行財政改革特別委員会、水落委員長。 ◆15番(水落康一郎議員) (登壇)本特別委員会では、昨年8月、10月と本年2月の3回にわたり委員会を開催いたしました。  第1回目の委員会では、行政手続のデジタル化を見据えての手続の簡素化、効率化を目的に、押印の見直しについて、また公文書の管理に関して、大東市文書取扱い規定の改正、大東市情報公開条例の改正等について説明を受けました。  次に、第2回目の委員会では、行政事務のデジタル化に向けた進捗状況について、また公文書等の管理に関する法律の地方自治体における適用等について説明を受けました。  第3回目の委員会では、次年度以降の委員会の在り方について議論を行いました。  今後も、国における本年9月のデジタル庁の創設や、適正な行政事務の執行のための公文書の在り方、またコロナ禍により大きく減収が予想される本市の財政状況などを鑑み、次年度以降も本特別委員会の継続設置を求め、報告といたします。 ○大束真司 議長  最後に、日程第38、「議員の派遣について」の件を議題といたします。  お諮りいたします。お手元に配付いたしておりますとおり、議員の派遣を行うことに御異議ございませんか。      〔「異議なし」の声起こる〕  御異議なしと認めます。よってお手元に配付いたしておりますとおり、議員の派遣を行うことに決定をいたしました。  以上をもちまして、本定例月議会に付議されました事件は全て議了いたしました。  お諮りいたします。  会議規則第7条の規定により、本日をもって本定例月議会を終了し、令和2年定例会を閉会したいと思います。これに御異議ございませんか。      〔「異議なし」の声起こる〕  御異議なしと認めます。よって、本日をもって本定例月議会を終了し、令和2年定例会を閉会することに決定いたしました。  閉会に際しまして、一言御挨拶を申し上げます。  昨年5月18日より令和2年定例会が開催され、本日無事に閉会でき得ますことは、議員各位のいつに変わらぬ議事運営に対する御協力のたまものと深く感謝申し上げる次第でございます。  また、本定例月議会では、開かれた議会への取組の一環として、2月28日に日曜議会を開催し、無事に終えることができました。  さて、本年3月末をもって退職されます職員の皆様におかれましては、長年にわたり市行政に精励され、深く感謝の意を表します。これからも健康には十分御留意いただき、充実した人生を歩まれますことを御祈念いたします。  また、昨年よりのコロナ対策も引き続き行わなければなりません。議会といたしましても、市民が安心できる生活を目指し、今後も通年議会を通して努力してまいりたいと思っております。  最後になりましたが、議員並びに理事者の皆様におかれましても健康に留意されますとともに、一層の御活躍を御祈念いたしまして、簡単ではございますが、閉会の御挨拶といたします。  次に、市長より閉会の御挨拶をいただきます。  東坂市長。 ◎東坂浩一 市長  (登壇)令和2年大東市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御礼の御挨拶を申し上げます。  今定例月議会にて御提案させていただきました各議案等につきまして、慎重に御審議の上、御議決を賜り、誠にありがとうございました。  今議会中に賜りました貴重な御意見、御提言は、今後の市政運営に十分に生かしてまいる所存でございます。  また、新型コロナウイルス感染症に対しまして十分な対策を実施し、日曜議会の開催をはじめ、開かれた議会を目指し御尽力を重ねておられることに対し、深く敬意を表する次第であります。  今定例月議会の冒頭で私の令和3年度の施政方針を申し上げ、議員各位の深い御理解を賜ったところであります。コロナ禍においては、変革のスピードは速まる一方であり、65周年を迎える本市が引き続き発展をしていくために、職員ともども一枚岩となって、そのスピードに対応した市政運営に努めてまいる所存でございます。  議員各位におかれましては、より一層の御支援、御協力を賜りますようお願いを申し上げます。  終わりに、厳しい冬を耐え、草花の種が春の日を受け、美しくも力強く芽吹き始めております。議員各位におかれましては、コロナ禍に置かれている市民の皆様を照らす存在として、今後も御活躍されますことを祈念いたしまして、甚だ簡単ではございますが、閉会に当たりましての御礼の御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○大束真司 議長  それでは、これをもちまして令和3年3月定例月議会を終了し、令和2年大東市議会定例会を閉会いたします。  どうも長い時間、お疲れさまでございました。      午後3時28分閉会          会議録署名議員           大東市議会 議 長  大 束 真 司             〃   議 員  中 河   昭             〃   議 員  東   健太郎...